◆第30回全国高等学校女子硬式野球選手権大会最終日 ▽決勝 神戸弘陵10―0学法石川(1日、甲子園

 女子高校野球の日本一を決める夏大会決勝が1日、甲子園で行われ、神戸弘陵(兵庫)が学法石川(福島)を破って2年ぶり5回目の優勝を決めた。

 1997年に5チームで始まって30回目、最多70チームに増えた記念大会は、14年大会から出場する強豪が圧勝した。

今大会3試合目の完封を2安打で飾ったエースで主将の山戸(やまと)優菜は、「つらいこともありましたが、乗り越えて優勝をつかみ取れました」と感謝した。

 初回、西垣美来の「チャンスで回してくれたので応えようと思った」という先制適時二塁打などで2点、3回に島本そなの適時二塁打で1点、5回にもスクイズや相手のミスを突いて7点を加えた。今大会6試合すべて登板となった先発の山戸はスライダーがさえて、4回まで無安打投球。5回に1死満塁のピンチを迎えたが、後続を抑えた。

 甲子園で決勝が行われるようになった21年から、4度目の聖地となった神戸弘陵。しかし昨年夏の同大会、秋のユース大会、今年春の選抜大会の「女子の3大大会」に続けて決勝の舞台に立てなかった。石原康司監督は「昨年の悔しさを胸に、なんとか甲子園に行くんだという思いを、部員93人が一丸になって達成してくれた。叱咤激励でなかなか激励はできませんでしたが、よくついてきてくれました」とたたえた。

 山戸主将は「自分たちの代は(昨年秋の)ユース大会初戦敗退から始まって、1冠はとるぞと毎日練習してきました。その成果が出て良かった。期待に応えてくれてたバッター陣にも感謝。3年間本当にありがとう。

メンバー外も応援してくれて、大好きです」と声を張り上げ、喜びを分かち合った。

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