大相撲の夏巡業が3日、岐阜・山県市で行われた。幕内・藤ノ川(伊勢ノ海)は、関取衆による申し合いに参加して汗を流した。

関取衆が締める白まわしの中で、唯一黒まわし姿で参加していた幕下・旭富士(伊勢ケ浜)との手合わせもあり、「すごいですね」と話した。

 先場所は2日連続の金星挙げ、8勝7敗で殊勲賞を獲得。秋場所(9月13日初日、両国国技館)の新三役昇進を濃厚にした。新三役に昇進すれば、「藤ノ川」のしこ名では2代目、4代目に次いで3人目。昨年名古屋場所の新入幕を機に改名し、初代から数えて149年間の歴史をつなぐ藤ノ川は「このしこ名で上がれていたら」と、31日の番付発表を心待ちにした。

 また牛若丸と呼ばれた4代目・藤ノ川からは以前より「三役に上がるように」と声をかけられていたという。先場所勝ち越した千秋楽後には「ご苦労さん、勝ち越し良かったな。いよいよ三役だな。あまり飲みすぎるなよ」とメッセージが届いたことを明かし、「たまにメールをくださって、自分のことを見てくれているのはうれしい」と笑みを浮かべた。

 今後も関取衆との申し合いなどで稽古を重ねる予定で、秋場所へ向けては「(番付が)落ちないように頑張りたい」と意気込んだ。

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