ブルージェイズのアトキンスGMが3日(日本時間4日)のトレード期限終了後にオンラインでメディア対応し、昨年ドジャースと戦ったワールドシリーズに出場した3人を放出したことに言及した。

 ポストシーズンを見据えた球団が買い手、脱落球団が売り手となるが、ブ軍は”売り”と”買い”が同時進行となる”ハイブリット交渉”を行った。

昨年33セーブの抑え・ホフマンをトレードして、国際ボーナスプール枠を獲得。同枠を拡大させ、来季に向けた国際FA市場での優位性を重要視したと明かした。「思い描いたシーズンにならず残念だが、最終的に組織にとって最善の道を探し、理想的ではない中でも、状況を最適化する道を模索した」と話した。

 エースのガウスマン、中堅手バーショら看板選手を放出。短期的に今季の先発で期待されるJ・ソリアーノ(エンゼルス)、高い奪三振率を誇るアリゲッティ(アストロズ)、両親がカナダ出身で今季WBCカナダ代表としてプレーしたJ・タイヨン投手を獲得したほか、カブスの有望新人、T・サウシセン内野手、D・ヒル投手ら将来を見越した補強を行った。

 ホフマンのトレードで得た国際ボーナスプール枠は「トレードのリターンとして非常に重要な要素だった。国際枠は25万ドル分で、これは交渉に際し、金額以上の価値がある。我々は数年先を見越して行動しており、国際スカウトが広範囲に渡って世界各地をカバーしており、その分野で我々は優位な立場にある」と語った。昨オフはポスティングで巨人から岡本和真内野手を獲得し、未開拓だった日本人内野手の成功例となった。主に中南米若手選手獲得で活用されるプール枠は、佐々木朗希のような満25歳未満かつプロ経験6年未満のNPB経験者にも適用される。メジャーを目指す日本市場から実力ある選手が名乗りを上げうることが予想される中、確実に予算枠を拡大。オフを見込んだ布石でもあった。

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