先月、油断騎乗で28日間の騎乗停止処分を受けたロッサ・ライアン騎手=アイルランド出身、英国拠点=の不服申し立てについての控訴審が8月4日に行われ、騎乗停止期間が10日間に短縮された。

 同騎手は7月23日のサンダウン競馬場でのサンダーホームに騎乗した際、残り1ハロンで完全に抜け出したが、その時点で追う動作を緩めて差し切られてしまい鼻差2着。

当初、BHA(英国競馬統括機構)は油断騎乗として、8月6日から9月2日まで28日間の騎乗停止を科していた。

 だが、レーシングポスト電子版は「この日の審査委員会では『そのまま追っていたとしても、サンダーホームが必ず勝っていたとは断言できない』にとどめ、処分を軽くした」の記事を掲載。Rライアン騎手は「自分は規則に全く違反していない。一度も追うのをやめていない」と主張して処分の取り消しを求めたが、その主張は受け入れられなかった。

 Rライアン騎手は2024年の凱旋門賞をブルーストッキングで制した欧州のトップジョッキー。レーシングポスト電子版の記事では「審査委員会の評価によって、土壇場で思いがけない救済措置がもたらされた」と最後に書いている。

 この処分の軽減によって、英インターナショナルSなどヨーク競馬場でG1が4日連続で行われるイボアフェスティバルに騎乗できることになった。

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