陸上の20歳未満の選手で争うU20世界選手権の男子400メートル障害で銀メダルを獲得した後藤大樹(洛南高)が、大会開催地の米オレゴンから帰国し、成田空港で取材に応じた。

 自己ベスト48秒09は出場者の中で最速で同48秒台の選手は後藤含めて3人しかおらず、優勝候補として挑んだ大会。

銀メダルには「今季の一番大きな大会として、ずっと優勝を目標にしてやってきた。その中で完敗してしまって悔しい気持ちが大きいです」と、銀メダルはうれしさよりも悔しさが大きかった。

 初の国際大会となったが、渡米後初めての練習で左足首を痛めた。「しばらく走れなかった。予選の前日にスパイク(を履くくらい)ギリギリでした。そこから1時間に1回トレーナーさんにアイシングや圧迫をやってもらって何とか間に合った」と明かした。

 6月の日本選手権の男子400メートル障害決勝では、日本歴代4位の48秒09でこの種目では初となる高校生チャンピオンになった。1996年に為末大(広島皆実高)が出した49秒09の日本高校記録を約30年ぶりに更新し、法大時代の01年にその為末がマークした現存で最古の日本記録(47秒89)まで0秒20に迫った。アジア大会代表にも内定し、2回目の国際大会を戦う。「会場はおそらく満員で、自分の大好きなコンディションで走ることができる。日本記録更新を目標に頑張りたい」と力をこめた。

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