東京六大学野球リーグの早大は7日から21日まで新潟・南魚沼市内のベーマガスタジアム(大原運動公園)で夏季キャンプ中だ。南魚沼キャンプは今年で5年目。
同美術館はベースボール・マガジン社の創設者・池田恒雄氏(1989年野球殿堂入り)の強い志の下、98年に開館。池田氏は46年の同社創業にあたり「学生野球の父」と言われた飛田穂洲氏(早大初代監督、60年野球殿堂入り)に原稿執筆を依頼。同年創刊の「ベースボールマガジン」の巻頭言には、飛田氏が寄稿した「進め! 野球の大道へ!」を掲載した。
美術館内には飛田氏の直筆原稿や、早大野球部初代部長・安部磯雄氏(59年野球殿堂入り)の色紙、戦前に活躍した伊達正男氏(89年野球殿堂入り)のユニホームなど、早大野球部関連資料の数々が展示されている。学生たちは約1時間、その歴史と伝統に触れた。
小宮山監督は飛田氏が残した言葉「一球入魂」について「唯一無二。我々の教えはもうそれしかない。今、目の前にあるこのボールに、己の魂を込めて扱いなさいということですから。ただ、雑に扱う学生が多すぎるんです。一か八かのプレーで知っていてやっているのであればまだ、救いようがありますけど、そうではなくて、それが当たり前のプレーになってしまっているので…。我々早稲田大学野球部はそうではないんだということを、教えてあげないといけない」と表情を引き締めた。
主将の左腕・香西一希(4年=九州国際大付)は「安部先生と飛田先生がいたから、自分たちも今こうして野球ができているというのは、選手一人ひとりが感じている。『一球入魂』とは野球に取り組む上での原点。全ての練習に手を抜かず、気持ちを込めて取り組むというところにもつながる。『一球入魂』の精神を下に、チームとして集中力を持って全ての練習に取り組もうと意識しています」と言った。
この夏、南魚沼で流した汗は実りの秋、歓喜の涙に変えてみせる。










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