◆第108回全国高校野球選手権大会第10日 ▽2回戦 霞ケ浦5―1鳴門渦潮(14日・甲子園

 2年ぶり4度目の出場となった霞ケ浦(茨城)は鳴門渦潮(徳島)を破り、春夏通じて初の1大会2勝を挙げた。佐野日大(栃木)、健大高崎(群馬)と合わせ、北関東勢は6連勝となった。

 鳴門渦潮の鉄腕エース・西村大輝(3年)を攻略した。1―0で迎えた3回1死1死から3連打で満塁とすると、菊地勇一外野手(3年)が走者一掃となる適時三塁打を放った。更に渡辺航太(3年)の右犠飛でこの回一挙4得点を奪って相手を突き放した。自身の打撃で試合を決めた菊地は「2勝できて嬉しい。(応援団に)勝利という形で恩返しができて良かった」と、喜びをかみ締めた。

 1年夏も含めて過去2試合に出場していた菊地。この試合まで安打は出ておらず、記念すべき初安打に「本当に嬉しかったです」と笑顔。好投手の西村を相手に直球を狙い打ちしたという。「2球変化球でボールだったので、次は真っすぐしかないなと自分の中で思った。真っすぐ一本で強く振りに行きました」。詰まったという打球も風に乗り外野手の頭上を越え、三塁に到達。自陣ベンチに向け「よっしゃー!」と、雄たけびを上げた。

 この勝利で同校初の聖地2勝。3回戦に向け「自分の持ち味は積極的に強く振っていくこと。そこを忘れずにどんどん積極的にいきたい」と拳を握った菊地。勢いそのまま、聖地を駆け上がる。

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