◆第108回全国高校野球選手権大会第10日 ▽2回戦 横浜10―1日南学園(14日・甲子園

 横浜(神奈川)が日南学園(宮崎)を下し、2年連続の16強入りを決めた。最速157キロを誇る今秋ドラフト1位候補右腕・織田翔希投手(3年)は、同点の6回から救援登板。

無死満塁と絶体絶命の危機から、甲子園の球場表示で最速となる156キロを計測するなど無失点でピンチを脱出。直後の勝ち越し劇を呼び込み、横浜では松坂大輔の11勝に次ぐ単独2位の甲子園通算8勝目を挙げた。

 * * * * *

 今夏、優勝候補と目される横浜の強さを示すデータがある。神奈川大会は7試合すべて先制(1回4度、2回3度)し、相手にリードを許したことも、追いつかれたこともなかった。

 甲子園でも初戦の沖縄尚学戦で2回に先制し、そのまま7―2で勝利。日南学園との2回戦は3回に先取点を挙げ、4回に今夏初めて同点に追いつかれたものの、織田の好救援で流れをつかんで7回に4点、9回に5点を挙げて勝利をつかんだ。

 これで神奈川大会、甲子園を通して9試合、計69イニングで相手にリードを許していない。16日の3回戦では2年連続の8強入りを懸けて、霞ケ浦(茨城)と対戦。横浜ナインが追求してきた「負けない野球」で、どこまで数字を伸ばすのか注目だ。

編集部おすすめ