J2北海道コンサドーレ札幌DF浦上仁騎(29)が、今季初出場を果たしてピッチ内から闘志を注入していく。札幌は18日、ホーム・大宮戦(22日)に向けて、宮の沢で調整した。

 練習中、大声で仲間を叱咤し続けた浦上にとって、大宮は中高時代を過ごし、2023年から札幌に移籍した25年6月までプレーした、思い出多きクラブになる。「(思い入れは)ないと言ったらうそになる。一緒にやっていた選手もたくさんいるので。会うのが楽しみですし、僕自身も本当にコンディションは良いので。使ってさえくれればという思いでやってます」と感情を言葉にした。

 開幕からの2戦、メンバー入りはない。「紅白戦などでも良いパフォーマンスを続けている中で、なかなかチャンスが来ないので。自分的には悔しい」。そう口にはするが「使ってもらえないということは、まだまだ足りないということ。日々の練習から続けていくだけ」。前だけを向き、日々取り組んでいる。

 浦上が言い続けてきた心情は「日常が試合に全て出る」。

1―2で敗れた15日の新潟戦の結果に、その思いは一層、強くなった。「あの週は練習からぬるかったなと、僕自身思っていた。開幕戦を良い感じで勝ったというおごりとか慢心というのが、多少あったと思う」。雰囲気を変えるべく、厳しい声は出し続けていた。

 ただ、その思いをより皆に伝えるためには、自身の立ち位置を変えていかなければならない。「自分が試合に出てない分、影響力は足りなかったなと思う。試合に出ないと口だけってなってしまうから。その現状を打破するためにも、日々の練習から改めてもっとやっていかないと」。メンバーに入り、出場を果たし、ピッチ内から緩さは打ち消す。そうした先に見えてくる2試合ぶり勝利に向け、浦上は手を抜かず、一日一日に全力を注いでいく。

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