◆JERAセ・リーグ 巨人5―0広島(22日・東京ドーム)

 巨人・代木がプロ初先発でプロ初勝利を挙げた。地元・愛媛から両親が親戚や友人らを連れて総勢14名で応援に駆けつけた。

スタンドから投球を見守った亜大野球部出身の父・謙太さん(46)が手術を乗り越え、白星を挙げた自慢の息子に祝福のメッセージを送った。

 プロ初勝利おめでとう! いや~、本当にヒヤヒヤ、ドキドキしましたね。本当に本人がよく頑張った。僕も(亜細亜)大学では投手と外野をやっていたのですが、2年生の時に右肘をケガ(粉砕骨折)した経験があるので、投げられないつらい思いもよくわかります。僕も復帰はしましたが、なかなか戻らなかった。やっぱり本人が前向きに腐らずによく頑張ったなと思いますね。

 (大和の)手術の際には病院まで、かあちゃんと行きました。終わって、先生に呼ばれて写真を見せてもらって…。小指ぐらいの太い神経が邪魔をしていたので『これをずらしましたよ~』と先生に教えてもらって。どえらいな~と思いましたね。術後すぐは、麻酔で意識が朦朧(もうろう)としながらも『痛い痛い』と言っていましたが、『リハビリは長いけん、頑張るしかないな! 気長にやれよ! 前向きに腐らずにやりなさい』と言葉をかけました。ただ、僕たち家族の前ではリハビリ中もつらさとかは全然見せなかったんですよ。

いつも平然としていました。

 今朝、LINEをしました。「投球はとにかく強気で行ってほしい。かわすことはせずにガンガン行ってしまえ!」と。後ろには強力な先輩がいるので、行けるところまで飛ばしていきなさいと。子供の頃は技術に関しては特に何も言ってきませんでしたけど、とにかく『気持ちが大事』だと伝えてきました。気持ちで負けたらどうもこうもならないからと。あまり大舞台では緊張をするタイプでもなくて。誰に似たんでしょうか?(笑)

 初勝利は本人が頑張ったのもあるんですけど、やっぱりジャイアンツのスカウトの人とか、すごいサポートをしてくれたので、その方々に感謝です。手術するときは一か八かという思いもあったんですけど(亜大の)同級生の木佐貫もいますし、ジャイアンツは全力でサポートしてくれると、コーチ陣にもみんなから言われて、本人が恵まれていたと思います。ジャイアンツのみなさんにも、そして手術してくださった先生にもお礼を伝えたいです。野球人生は長いので、周りに感謝しながら謙虚にやっていってほしいですね。

(代木 謙太)

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