◆第108回全国高校野球選手権大会最終日 ▽決勝 智弁和歌山4―3健大高崎(22日・甲子園

 智弁和歌山が逆転で健大高崎(群馬)を下し2021年以来、5年ぶり4度目の優勝を飾った。夏4度目VはPL学園に並び歴代5位タイとなった。

健大高崎は初優勝に一歩届かなかった。

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 【大会総括】今春から導入されたDH制に関して、甲子園では2大会目となる今夏は投手の恩恵が目立つ結果となった。仙台育英・須江航監督(43)は「圧倒的に投手の疲労度が減った。何て表現していいか分からないくらい。走者に出ることがなくなって、全てマイペースに投球だけに心も体も集中できるようになり、疲労度が半分以下」と強調した。

 本塁打は8本で昨夏の10本より減少。今春センバツの9本より少なかった。健大高崎が春夏通じて初の1大会3度の「1―0勝利」を挙げるなど、ロースコアの戦いが目立ち、今大会の総得点は315点。昨夏の341点より26点も減った。打力に特化した選手の起用によって期待された得点力増よりも、投手が攻撃中に強烈な日差しにさらされない利点が勝ったと見ることもできる。

 新たに導入されたビデオ検証は17件で判定が覆ったのが6件、残り11件が判定通り。日本高野連・井本事務局長は、「より納得してもらって次に進んでもらう、という意味では一定の成果があった」と説明した。

「朝の部」1試合と「午後の部」3試合で行った2部制については、出場校の関係者から「全試合が2部制になればいい」との声も聞かれた。導入が議論されている7イニング制を含め、甲子園はまだまだ変化していく可能性を残している。(小島 和之)

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