テニスの4大大会今季最終戦、全米オープンは30日(日本時間31日未明)に開幕する。男子シングルスには、予選決勝で今年限りで引退する錦織圭(ユニクロ)を破った20歳の坂本怜(IMG)が出場する。

世界ランキング157位で、今年の全豪以来2度目となる本戦1回戦は、同96位アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)との対戦。4大大会初勝利を目指す一戦を前に、大会を中継するWOWOWのインタビューに応じた。

―錦織選手との予選決勝を終えた気持ちは?

「絶対に一生忘れない瞬間になると思います。試合に入る前からコーチにも『この瞬間を忘れるなよ』と言われていて、『キャリア終盤になっても、この瞬間を思い出すことになるぞ』と言われていました。ノートに自分の気持ちを書き留めたりしながら、ただただこの試合を楽しみにしていました。それをコートで表現できたかなと思います」

―コートから逃げないで打ち込む姿勢は、錦織選手が伝えてきてくれたものなのでしょうか?

「そうですね。IMG(アカデミー)にいた時に、圭くんから『もっとアグレッシブに来られたら怖いよ』と言ってもらって、自分のテニスも180度変わったと思います」そこから、今日も1歩でも下がったら圭くんにぶっ叩かれてすぐにラリーが終わると思って、引いたら終わるという気持ちでいました。怖いけど引いたら終わるという自分の気持ちにうまく打ち勝てたかなと思います」

―錦織選手との試合はどのようなものを与えてくれた?

「自信をくれました。いつブレイクされてもおかしくなかったですし、最初のゲームでブレイクされてからずっとプレッシャーを感じていました。その中で、最後はタイブレークになりましたが自分のサーブが良かったです。このサーブが圭くんに通用するなら、誰にでも通用するだろうという自信をもらいました」

編集部おすすめ