東京六大学野球秋季リーグ戦第1週第2日▽早大6―4法大(13日・神宮)

 法大が早大に敗れ、12日の開幕戦から連勝とはならなかった。

 今春入学のルーキー・菊地斗夢(1年=旭川北)がリーグ戦初登板初先発。

初回から146キロを計測した角度のある直球とカットボール、カーブ、フォークなどの多彩な球種を操った。2回に連打と犠飛で1点を失ったが、初回と3回は打者3人で締めた。堂々のデビュー戦マウンドを「色々不安はあったが気持ちを入れて投げられた」と振り返った。

 高校最終学年の春に頭角を現した186センチの長身右腕。3年春の旭川地区予選では、後に夏の甲子園出場を果たす旭川志峯を9回2失点に抑えて完投勝利を挙げた。夏は同予選1回戦で旭川志峯に敗れたが、11球団約30人のスカウトが集結。素材を絶賛するスカウトもいたが、夏の大会前には大学進学の意向を固めた。法大OBである旭川北・笹森敦監督から「自分を見つめ直せる」と言葉をかけられ、六大学通算46度の優勝を誇る強豪の門をたたいた。

 法大入学後は「スポーツ万能」と自賛する身体能力を高め、直球の最速も148キロから152キロまで上昇。6月5日春季フレッシュトーナメント慶大戦で神宮初登板を果たし、1回無安打2奪三振で勝利投手となった。

 初登板でその素質の高さを見せつけた菊地。NPBだけでなく、MLBスカウトも注目した逸材は、名門で第一歩を踏み出した。

編集部おすすめ