◆凱旋門賞・仏G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)追い切り=9月29日、シャンティイ

 日の出直後のシャンティイで、芦毛の馬体が躍動した。アドマイヤテラ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)は、レゼルボア調教場の芝直線コースで、滞在している現地の小林智厩舎の馬と併せ馬。

クリスチャン・デムーロ騎手を背に、四肢をダイナミックに動かしながら駆け抜けた。少し水を含んだ馬場状態だったが、ものともせず、一歩一歩力強い脚取り。ラストも機敏に反応した。

 見届けた友道調教師は「息の入りも良かったし、順調に来ていると思います」と笑顔。「『先週のロンシャンでの追い切りよりも馬体がパワーアップして、走りのバランスもすごく良くなっている』と言っていました」と、鞍上の好感触も伝えた。

 先週火曜には、凱旋門賞で使うパリロンシャン競馬場の芝コースで追い切りを実施。指揮官は「もともと物見をする馬なので。いい経験ができました」と、スクーリングの意図があったと明かす。また、自身がこれまで送り出したマカヒキ、ドウデュースは現地の前哨戦を使っていたが、アドマイヤテラは札幌記念からの臨戦。「より日本の状態に近い状態で出走できると思う」とメリットを語る。

 「アドマイヤ」の夢でもあった凱旋門賞への参戦。20年にソットサス、23年はエースインパクトでこのレースを制した名手とともに、大一番に挑む。

(水納 愛美)

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