◆米大リーグ 地区シリーズ第2戦 ガーディアンズ―ホワイトソックス(5日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が5日(日本時間6日)、地区シリーズ第2戦となる敵地・ガーディアンズ戦に「4番・一塁」で先発出場。2点を追う4回無死一、二塁のチャンスで迎えた第2打席で反撃の右前適時打を放った。

フルカウントから内角99・5マイル(約160・1キロ)直球を打球速度106・4マイル(約171・2キロ)ではじき返した。塁上では拳を握ってシャウト。これでポストシーズン(PS)は4戦4打点だ。

 相手先発はア・リーグ奪三振王のG・ウィリアムズ投手(27)と球界屈指の難敵だが、8月8日(同9日)の対戦で一発をマークしている村上。ア・リーグ中地区優勝をわずかゲーム差「1」で譲ったガ軍相手にはレギュラーシーズンから試合前の時点で7戦3発と存在感を見せており、この日も期待がかかる。初回2死一塁の第1打席は見逃し三振だった。

 前日4日(同5日)は試合がなかったが、3日(同4日)の今シリーズ第1戦で村上は4回にPS初アーチとなる先制2ラン。日本人9人目、松井秀喜、05年の井口資仁(ホワイトソックス)に次いで3人目の新人弾となった。右翼席へ飛距離440フィート(約134・1メートル)の特大の当たりとなり、自軍ベンチに向けて絶叫するなど喜びを爆発させたが、何を叫んだのか聞かれると「汚い言葉でした」と照れ笑いを浮かべていた。PSでの2試合連発となれば、1年目の日本人選手としては初の快挙になる。

 ヤクルトから2年3400万ドル(約54億円=当時のレート)で加入した1年目の今季、レギュラーシーズンでは127試合で打率2割7厘、35本塁打、77打点。リーグ3位の196三振と課題を残した一方で、右太もも裏の肉離れによる離脱がありながら、1年目の日本人選手の最多本塁打記録を更新した。

昨季まで3年連続100敗以上を喫していたホ軍の“起爆剤”となり、PS進出に大きく貢献。2年続けて100敗以上のチームの出場は史上初めてとなったが、その中心には間違いなく村上がいる。

 アストロズとのワイルドカードシリーズを2連勝で突破し、勢いのままに臨んでいる地区シリーズ。ホワイトソックスは勝てばリーグ優勝決定シリーズに王手がかかる。

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