世界ボクシング機構(WBO)は19日(日本時間20日)、WBO世界ミニマム級暫定王者の松本流星(28)=帝拳=と、WBO同級王者でWBA同級スーパー王座も保持するオスカー・コラーゾ(29)=プエルトリコ=に対し、団体内王座統一戦に向けた交渉を開始するよう指令を出した。交渉期間は15日間で、合意に至らなかった最低落札額8万ドルでの興行権入札を実施するとした。

 WBOは声明で「コラーゾvs松本の指名試合指令は『1階級に1人の世界王者』とする基本方針に対するWBOの姿勢を改めて示すものであり、世界王座の明確性、継続性、公正性を担保するものです」と説明した。

 松本は9月27日、トヨタアリーナ東京で行われたWBO同級暫定王座決定戦でラッセル・アコスタ(メキシコ)を3―0の判定で下し、WBA同級王座に続くベルトを獲得した。

 一方、コラーゾは10月10日(日本時間11日)に米シカゴで、WBA&WBC世界フライ級統一王者のリカルド・サンドバル(米国)に挑戦する予定だった。WBOはこの試合開始と同時にコラーゾのWBOミニマム級王座を空位とし、暫定王者が正規王者に昇格すると発表していた。しかし9月、コラーゾが練習中に肋骨(ろっこつ)を骨折したため、サンドバル戦を欠場。サンドバルは代役挑戦者セルジオ・メンドーサ(メキシコ)に5回TKO負けし、両王座から陥落した。

 コラーゾはすでに練習を再開していると伝えられているが、ミニマム級にとどまるのか、階級を上げるのかは明らかになっていない。

編集部おすすめ