巨人にドラフト6位指名された神奈川大・松平快聖投手(21)が27日、横浜市内のキャンパスで織田淳哉アマチュアスカウトチーフ、担当の青木高広スカウトから指名あいさつを受けた。

 192センチの長身からアンダースローで打者を翻弄する変則右腕。

リーグ戦通算24勝の実績、タフさに加え、8月下旬の東京六大学選抜戦やソフトバンク3軍戦でも無失点投球を続け、スカウト陣の評価を一気に高めた。

 開幕1軍スタートを目標に掲げる即戦力候補。自身のストロングポイントは「この身長からのアンダースロー。誰も見たことがないボールを投げられる。その強みを生かしてプロで活躍していきたい」と意気込む。

 身長175センチほどだった中学3年春に腕を下げ始め、最終的に下手投げへ本格転向した。「元々特長がない投手だったので、当時の監督さんに『腕を下げてみないか』と。最終的に一番打たれなかったのがアンダースローだったのでそのまま続けました」

 しかしフォーム変更後、中3の1年間で186センチまで一気に成長。「はじめは(アンダースローを)やめたいなと思っていた。上背があって上から投げるのはすごくロマンを感じる投げ方だったので。変えてみたいとは思ったんですけど結局、一番結果が出ていたのがアンダースローだった」。エースナンバーを背負った市原中央高でも我流の投法を貫いた。

 下手投げを武器にWBCなどでも活躍した元ロッテ投手の渡辺俊介氏を「原点」と研究してきた。「人より手足が長いので打者に近い状態でボールを離せる。そこでバッターに速く思わせる、打ちづらさを感じさせる」と唯一無二の強みを手にした。

 担当の青木高広スカウトは大学2年時から「おもしろい」と目をつけ「希少性があるし、毎年出てくるようなタイプではない。スピードも140(キロ)ぐらい出る。自分の体を操れるのも大きな魅力。先発でゲームを作る能力もあるし、ショートイニングでも出力、自分の持ち味を生かしている。どっちもできる」と真面目な性格を含めて活躍を願った。

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