◆学生3大駅伝第2戦 全日本大学駅伝(1日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)

 名門の早大が、開幕戦の出雲駅伝(10月12日)に続いて圧勝した。5時間3分31秒の大会新記録をマークし、2位の国学院大に3分34秒の大差をつけた。

3冠を達成した2010年度以来、16年ぶりに伊勢路を制覇。最終戦の第103回箱根駅伝(来年1月2、3日)でチーム2度目、16年ぶりの3冠と史上初のチーム2度目の3冠に王手をかけた。

 約2週間前の箱根駅伝予選会(10月17日)でトップ通過した東洋大は序盤からレースの流れに乗れず、5時間19分51秒で関東勢最下位の15位に終わった。予選会の個人ハーフマラソンで全体4位、日本人歴代トップの1時間1分5秒と力走した宮崎優(3年)は当日変更で4区(11・8キロ)に出場。区間賞と5秒差の区間3位と力走したが、14位から12位に浮上するのが精いっぱいだった。「やはり、まだ疲れがありました」と宮崎は冷静にレースを振り返った。

 終盤の2区間で順位を落として15位でゴール。「関東勢最下位という現実を受け止めて、この悔しさをチーム全員で忘れずに箱根駅伝に向かいます」と酒井俊幸監督(50)は前を向いて話した。

 今年1月の第102回箱根駅伝では14位で21年ぶりにシード権(10位以内)を逃した。宮崎は前回の箱根駅伝5区15位と苦戦。「僕がブレーキをしてしまい、シード権を逃した。その借りを返さなければいけません。

次の箱根では2区を走って他大のエースに勝ちたい」と宮崎は表情を引き締めて語った。2年ぶりのシード復活、さらに上位を目指して、東洋大の戦いは続く。

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