三菱食品 森山取締役、京谷社長
2021年4月1日付で社長に就任した三菱食品の京谷裕社長は、コロナ禍以降の大きな環境変化を踏まえ、同社の「目指す在り姿」を再定義する方針を示した。〈関連記事〉三菱食品 新社長に三菱商事の京谷常務執行役員、4月1日付で就任
最上位の「パーパス(存在意義)」は、「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」と設定した。
京谷社長は、ウィズコロナ/ポストコロナでの環境認識として
〈1〉人口構造の変化=人口減少、都市と地方の格差拡大
〈2〉生活者のライフスタイル・価値観の変化=安全・安心、健康、地域、地球環境への関心
〈3〉イノベーションの加速=DX、産業構造の変化
〈4〉地域分散型社会へのシフト=地域の自律的分散化、地域最適化の必要性
――といった環境変化を挙げた。
こうした大きな環境変化を踏まえ、「目指す在り姿」を再定義する。最上位の「パーパス」は、企業としての存在意義や、あらゆるステークホルダーに対して負う使命と定義し、「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」と設定。長期的視野で、このパーパスを実践する経営を目指す。
そのパーパスを実現する中で目指す中期的在り姿を「ビジョン」として、「次世代食品流通業への進化」を掲げるとともに、その実現の過程で「サステナビリティ重点課題の解決」を同時に実現する。
さらにそのビジョンの実現に向けて、中期的に掲げる具体的な経営方針・経営戦略を「中経2023」(追って詳報)と位置づけた。
また、これらを支える土台として、パーパスの実現に向けた経営基盤に「コーポレートガバナンス」「全社員が活躍できる労働環境」を、パーパスの実現に向けて全社員が心得るべきこととして「行動指針」を、さらに三菱グループの経営の根本理念である「三綱領」を、それぞれ位置づけた。
京谷社長は「祖業である食品流通を起点として、このパーパスの実現を目指すが、今後の環境変化はその内容も、規模感も、速度も、過去に経験したことのないダイナミックなものになると想定している。これまでの事業の延長線上にある価値観を超えて、さらに大きな付加価値を生むことができるより高度な機能を獲得し、またその結果として社会課題の解決を実現できる存在になることを『次世代食品流通業』と表現している」と説明した。
ビジョン実現に向けた取り組みとして主に▽機能向上への取組み▽地域での取組み――の2つを挙げ、前者ではリテール(小売業・外食産業)・メーカーへの提供機能の向上を通じた食品業界の活性化を、後者では、少し長いスパンで食のビジネスで培ったネットワーク・インフラを活用した地域パートナーシップ構築による地域コミュニティの活性化を目指していく。
京谷社長は「まず食品流通業として我々が提供する既存の機能を徹底的に磨き込み、小売業をはじめとするリテール・メーカーへより付加価値の高い機能の持続的提供を図る。また、地域分散型社会の進展により、人々の暮らしが地域コミュニティをますます重要視するようになる中、我々がこれまで食のビジネスで培った機能や強みを、地域最適化の取組みに役立てていけると考えている。それぞれの地域において、多様なパートナーと食のビジネスを起点とした新たなビジネスモデルを確立し、地域社会全体の活性化にも貢献していく」とした。
そして「我々の強みを起点とする機能向上への取組みと、その機能を活用した地域での取り組みを推進することで、我々の強みがさらに強化される。こうした循環型成長サイクルの仕組みを構築することが、『次世代食品流通業』の在り姿に繋がると考えている」と話した。
〈冷食日報2021年6月2日付〉

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