フランスのカードの種類
西洋はカード社会というのは、一般的に知られていることではないでしょうか。しかし、フランスはカード社会といっても、日本のようなクレジットカードではありません。「カルトブルー(青いカード)」と呼ばれ、銀行のキャッシュカードとデビットカードとクレジットカードが一緒になったようなものが使われています。
タッチレス決済の登場
フランスでは、数年前より、カードのタッチ決済が登場しました。「Sans contact(サンコンタクト)」と呼ばれ、コードなしに、カードを機械にタッチするだけで、支払いが簡単にできてしまうんです。
ただ全てのカードでタッチ決済ができるわけではなくて、コンタクトレスマークの入っているカードのみになります。以前は、タッチ決済ができないカードもありましたが、現在発行されるカードは、ほぼ全てタッチ決済が可能となり、社会的にもかなり普及しました。
タッチ決済が現れたことで、1ユーロ(約120円)のカード払いも、可能となりました。パリではフランス人の主食を販売するパン屋でも、このタッチ決済が導入され、小銭を持たないフランス人が以前にもまして増えています。
タッチ決済は暗証番号を押す時間や、レジでお金を財布から取り出したり、おつりを待つ時間が省略されるので、レジの回転率も上がり、とにかく買い物の時間を短縮させることができます。
タッチ決済は導入直後は20ユーロ(約2,400円)が限度でしたが、その後30ユーロ(約3,600円)となりました。そして、新型コロナウイルスの感染拡大で上限金額が変化することとなります。
コロナでタッチレス決済が主流に
フランスで新型コロナウイルスが感染拡大した原因はいくつもありますが、そのひとつは大勢の人が触る暗証番号ボタンではないかと考えられています。カード決済でなるべく接触の機会を減らすために、1回目のロックダウン解除後にタッチ決済の上限金額が50ユーロ(約6,000円)まで上がりました。
フランスのラジオニュース番組「Europe1」によりますと、フランス銀行(Banque de France)は、コロナ感染拡大の影響により、フランス人のタッチレス決済の普及がかなり進んだと発表しました。2020年7月は、前年の同月に比べて、なんと60%もタッチ決済が増えたのだそうです。
以前は、お金を払っている感覚がないという理由で、タッチ決済を好まない人も少なからずいました。しかし、新型コロナウイルスが猛威を振るっているフランスにおいて、タッチ決済は自分もほかの人も守る手段のひとつになっています。タッチ決済はフランスの新常識となりそうです。
参考サイト
"Plus hygiénique", "plus rapide" : avec le Covid, les Français ont adopté le paiement sans contact, Europe1



![BE-PAL(ビ-パル) 2024年 10 月号【特別付録: AIGLE 2WAY"はっ水"MINIボストン】[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51noLuhXazL._SL500_.jpg)


![[キャプテンスタッグ] キャリーバッグ 600D 2~3泊対応 マチ幅拡張機能付 2wayリュックスタイル(33~48L) BK](https://m.media-amazon.com/images/I/41FD0WhjNzL._SL500_.jpg)
![[VELSKYF] 現役客室乗務員監修 スーツケース キャリーケース キャリーバッグ 機内持ち込み TSAダイヤルロック[日本企業企画]一部パーツ無期限メーカー保証 ダブルキャスター (Sサイズ 1-3泊 2.8kg 37L ワインレッド 深紅)](https://m.media-amazon.com/images/I/31kz4Sfb2eL._SL500_.jpg)
![[AM Aomoide] スーツケース 機内持ち込み フロントオープン TSAローク搭載 ファスナー式 キャリーケース Sサイズ USBポート付き カップホルダー付き 静音 360度回転キャスター 超軽量 ビジネス 出張 1-3泊 41リットル (ダークブラック, Sサイズ/機内持込(1-3泊))](https://m.media-amazon.com/images/I/41Blf7Y8brL._SL500_.jpg)


