福井県に今日4回目となる「顕著な大雪に関する気象情報」 大規...の画像はこちら >>

今日24日午後0時23分、福井地方気象台は、「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。福井県に発表されるのは今日4回目です。

大規模な交通障害の発生するおそれ

今日24日午後0時23分、福井地方気象台は、「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。

福井県高浜町山中では、今日24日正午までの6時間に、30センチの顕著な降雪を観測しました。この強い雪は夜遅くにかけて続く見込みです。嶺南西部では、大規模な交通障害の発生するおそれが高まっています。

福井県では、午前3時51分、午前6時9分と、午前10時28分と立て続けに「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されています。最新の情報を確認するとともに、予定の変更も検討してください。

「顕著な大雪に関する気象情報」とは

「顕著な大雪に関する気象情報」とは、短時間に顕著な降雪が観測され、重大な災害の発生する可能性が高まり、今後も強い雪が降り続くと見込まれる場合に、「短時間の大雪に対して一層の警戒を呼びかける情報」として気象台が発表するものです。

令和元年12月から山形県福島県(会津地方)、新潟県富山県石川県、福井県で運用が開始され、令和3年12月からは滋賀県京都府兵庫県鳥取県島根県岡山県広島県でも運用が開始されています。

雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を

福井県に今日4回目となる「顕著な大雪に関する気象情報」 大規模な交通障害の恐れ

情報が発表された地域では、大規模な車両渋滞、滞留が発生するおそれが切迫しています。外出の予定を変更するなど、車の運転は控えましょう。

やむを得ず車を運転していて、雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。

マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。

防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。