19歳ホダル、初のグランドスラム8強で躍進 「最高峰で戦うために必要なことを学んだ」


6月2日、「全仏オープン」(フランス・パリ)男子シングルス準々決勝が行われ、今大会でグランドスラム初のベスト8進出を果たした第27シードのラファエル・ホダル(スペイン/世界ランク29位)は、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)に6-7(3), 1-6, 3-6で敗れ、グランドスラム初のベスト4進出はならなかった。

【動画】19歳ホダルの快進撃がストップ…初めての全仏オープンはベスト8 準々決勝ハイライト

19歳のホダルは今大会、3回戦でアレックス・ミケルセン(アメリカ)、4回戦でパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)とのフルセットの激闘を制して準々決勝へ進出。
全仏オープン初出場でベスト8入りを果たした男子選手として、2000年以降ではフアン カルロス・フェレーロ、ラファエル・ナダル、ヤニック・シナーらに続く6人目となっていた。

迎えた準々決勝では、一昨年準優勝のズベレフを相手に第1セットで5-2とリード。5-3から自身のサービスでセットを締めくくるチャンスもあったが、ここで流れをつかみ切れず逆転を許した。

試合後、ホダルは勝負の分岐点となった第1セットについて、「重要な場面だった。あのポイントでは自分が良いプレーをできなかったし、彼の方が良いプレーをした。彼は第1セット、そしてその後の2セットを勝つに値した」と振り返った。

初めて経験したグランドスラム準々決勝の舞台については、「初めての全仏オープンでたくさんの試合を戦うことができた。すべての試合から多くの学びを得られたし、これからの練習で成長するための材料になった」と総括した。

また、今大会を通じて得た最大の収穫について問われると、「世界最高の選手たちと戦うには、試合を通して高いレベルを維持し続けなければならないことを学んだ。特に5セットマッチでは浮き沈みがあってはいけない」とコメント。

その上で、「自分自身について分かったのは、誰とでも戦えるということ。ただ、まだ改善しなければならない部分はたくさんある。
今回の試合や大会で得た経験が、その改善につながると思う」と自信をのぞかせた。

対戦したズベレフについては、「彼は素晴らしい選手。すべてを非常に高いレベルでこなすし、経験も豊富だ。こうした大きなスタジアムで長年プレーしてきた経験は、重要な場面やプレッシャーのかかる瞬間で大きな武器になる」と称賛した。

さらに、「もし将来、自分もそのレベルに到達したいのであれば、ハードワークをしなければならないことは分かっている」と語り、さらなる成長を誓った。

今季のクレーシーズンでツアー最多となる19勝を挙げたホダルは、ATP250マラケシュでツアー初優勝を飾ったほか、ATP500バルセロナではベスト4、ATPマスターズ1000のマドリードとローマではベスト8入りを記録。今大会の躍進によってライブランキングでは23位まで浮上している。

今後は芝シーズンへ向かう予定で、「まずは数日休んでしっかり回復したい。芝ではまだ多くの経験がないが、良い準備をして次の大会に臨みたい」と話した。

敗戦こそ喫したものの、全仏オープンで大きな飛躍を遂げた19歳。ホダルは確かな自信と課題を手に、次なるステージへ歩みを進める。
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