元ボーンマスのサリッジ photo/Getty Images
佳境を迎えている
吉田麻也や山根視来といった日本人選手が活躍しているMLS。2025年シーズンは佳境を迎えており、レギュラーシーズンは残り1節となっている。
得点王争いはロサンゼルスFCのデニス・ブアンガが24ゴール、インテル・マイアミのリオネル・メッシが同じく24ゴールで並んでおり、ナッシュビルのサム・サリッジが23ゴールで後を追っている。
ただ消化試合の関係からロサンゼルスFCとインテル・マイアミはあと2試合残っているのに対し、ナッシュビルは残り1ゲーム。サリッジの逆転は厳しいというのが大方の予想だ。
サリッジはイングランド出身のFW、ボーンマスのアカデミーでユース時代を過ごしている。ボーンマスのトップチームデビュー後は多くのクラブにレンタル移籍しており、2023年にアメリカにやってきた。
「最初はイングランドにとどまりたかった。だからここ(アメリカ)に来るつもりはなかった」
「でもメッシがインテル・マイアミに加入して、ここでW杯が開かれることになった。だからアメリカのリーグはより大きくなると思った。実際に私がここにきてから、毎年のように水準が上がっている」
『THE Sun』ではサリッジがナッシュビルに移籍した際の心境を明かしている。当初は移籍するつもりはなかったようだが、メッシの加入がMLSへのサインを後押ししたという。
そんなサリッジが今ではメッシと得点王を争っている。「ハットトリックを達成しなければ難しいだろう」と本人が語るようにゴールデンブーツ獲得には大きな障壁があるが、サリッジの最終節での活躍に期待したい。

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