ブラジル・アルゼンチンも戦慄?ペルー代表、次回W杯予選会場変...の画像はこちら >>

南米予選のペルー代表 Photo/Getty Images

過酷な環境での試合が増える南米予選

サッカーペルー代表を率いるマノ・メネーゼス監督が、次回2030年のワールドカップ南米予選で標高3,000メートルを超える高地の会場をホームスタジアムとして一部活用する方針を固めたという。ペルーメディア『Diario Depor』などが報じている。



報道によればメネーゼス監督は先日、ペルーサッカー連盟のジャン・フェラーリ氏と共にペルー南部の高地都市、プーノとフリアカにあるスタジアムを視察。これまでペルー代表は首都であるリマで主に代表戦が行われていたが、それを見直し次回からは標高約3800メートルの都市での試合開催も視野に入れているという。

『Infobae』によればメネーゼス監督は視察後、取材に対し「我々にとって常に良い経験だった。必要な視察を行う目的で現地を訪れた。重要なデータを収集できたので、間もなく必要な決定を下すつもりだ。リマでもプレイするが、高地でもプレイする」と発言。候補は4つあり、リマにある2つのスタジアム、クスコ(標高約3400m)のスタジアム、そして今回訪れたこの2つの都市にあるどちらかのスタジアムになる予定だという。

南米予選における高地開催といえば、ボリビア代表が象徴的な存在だ。これまでエル・アルト(標高約4100m)や、ラパス(標高約3600m)といった標高の高い都市で試合が行われ、対戦相手を大いに苦しめてきた。最後に出場したのは2018年のロシア大会、直近2大会は予選敗退のペルー代表も、自国のその環境を活かした戦い方に舵を切り、ブラジルやアルゼンチンといったスター軍団を擁する国を迎え撃つつもりだ。

ちなみに今回の標高約3800メートルの都市となれば、気圧の低下により体内に取り込める酸素量が平地の約62%程度まで低下するとされ、慣れていない選手には頭痛や吐き気、判断力低下などの症状が出る可能性がある。同じく標高が高いボリビア代表との試合では、ネイマールやアンヘル・ディ・マリアといった選手らが酸素マスクを使用する場面も見られ、リオネル・メッシはかつての試合で酸素の薄さからハーフタイムにロッカールームで嘔吐したと伝えられたこともある。

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