レアル・マドリードを指揮するアルベロア監督 photo/Getty Images
バルベルデ、チュアメニ両者を擁護
レアル・マドリードを率いるアルバロ・アルベロア監督は9日、明日行われるバルセロナとのエル・クラシコに向けた会見に出席。今のチーム状況について、そしてチーム内の出来事が外部に漏れている問題について強い不満を示した。
現在勝ち点77ポイントで首位バルセロナと11ポイント開いている2位レアル・マドリード。明日のクラシコで引き分け以下に終わればバルサの優勝が確定し、宿敵の戴冠を目の前で許す屈辱的な展開となる。そうした展開を避けるべく、明日は勝利以外の結果は許されられない一戦となる。
そのような状況の中で、チーム内でとある事件が起こった。先日、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデと、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニがロッカールーム内で衝突。激しい乱闘に発展し、最終的にバルベルデが病院に搬送される事態となった。
こうした状況の中でアルベロア監督は会見で、今回起きた件について主に2点に言及。まずクラブが迅速に、隠さず、しっかりとした対応を行ったこと。そしてバルベルデ、チュアメニ両者とも自分たちの過ちを認め、責任を受け入れているということだ。
両者ともすでにクラブやチームメイト、監督本人にも謝罪し、事態の重大さを真摯に受け止めているとのこと。その上でアルベロア監督は、「私にとってそれで十分で、彼らを公の場で火あぶりにするつもりはない。彼らはそんな目に遭うに値しない(asより引用)」とし、これ以上大ごとにさせる意図はないことを強調。
今回の件について、「責任は自分にある」と語ったアルベロア監督。一方でこれが外部に漏れていとことを受け「これはレアル・マドリードへの裏切り行為だ。このエンブレムに対する完全な不忠だ」と強く批判。ただ情報を漏らした”犯人探し”をする必要はないと話しており「私はCIAで働いているわけでも、そんな類の組織に所属しているわけでもない。チームのロッカールームに関して言えば、選手たちや誰かを非難しているわけでもない。トップチームには多くの人が関わっているし、私はここで誰かを非難するためにいるわけではない」と発言した。
今回のバルベルデとチュアメニの喧嘩に留まらず、他にもDFアントニオ・リュディガーとDFアルバロ・カレーラスの衝突、ファンによるFWキリアン・ムバッペ放出の署名活動など、チーム内では不協和音が鳴り響いている。勝ち点を考えればレアル・マドリードはここから逆転してリーグ優勝というのは厳しいところだが、少なくとも宿敵のパーティは台無しにしたいところだ。

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