ウェストハムのボーウェン Photo/Getty Images
主力流出の危機
プレミアリーグで降格危機に瀕しているウェストハムが、仮に2部降格となった場合、クラブ財政を維持するために1億ポンド以上の選手売却を迫られる可能性が浮上している。『the Guardian』が伝えた。
ウェストハムは直近のニューカッスル戦でも1-3で敗戦。順位表でも苦しい状況が続いており、残留争いの渦中にある。過去の会計報告でも多額の赤字を計上している同クラブは、これ以上の財政悪化や規則違反を避けるため、今夏に主力選手を大量放出せざるを得ない状況に直面しているようだ。
降格が決まれば、チームの中心を担ってきた主力たちの流出は避けられないとみられている。中でも注目されているのが、昨夏にサウサンプトンから加入したポルトガル代表MFマテウス・フェルナンデスだ。高い評価を受ける司令塔には、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、さらにパリ・サンジェルマンなど欧州メガクラブが関心を示しているという。クラブにとっては、加入時を上回る移籍金が期待できる“換金可能な主力”となっている。
さらに、前線を支えてきたイングランド代表ジャロッド・ボーウェンや、快速アタッカーのクリセンシオ・サマーヴィルにも退団の可能性が浮上。ボーウェンはこれまでクラブへの忠誠心を示してきたが、29歳という年齢を考えれば、トップリーグでのプレイ継続を優先する可能性は高い。
また、センターバックのジャン・クレール・トディボら守備陣の流出も取り沙汰されており、ヌーノ・エスピーリト・サント監督の去就問題も含め、クラブは“空中分解”の危機に直面しているようだ。
名門ウェストハムは、この苦境から立て直すことができるのか。今後の動向に注目が集まる。

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