コンテ、ナポリには“毒が多すぎた”と退団について語る 「1カ...の画像はこちら >>

退団を明らかにしたナポリ指揮官コンテ Photo/Getty Images

優勝監督が感じていた限界

ナポリ指揮官アントニオ・コンテが、今季最終戦となったウディネーゼ戦で1-0の勝利を収めた後、監督退任を発表した。2024年7月にナポリへ加入したコンテは、就任初年度でセリエA優勝を達成。

コンテ体制最後の試合では、FWラスムス・ホイルンドが23分に決勝点を挙げ、ナポリはインテルに次ぐ2位でシーズンを終えた。

コンテは試合後、クラブ会長アウレリオ・デ・ラウレンティス氏と共に記者会見に出席し、自らの決断を明かした。その様子を英『The Guardian』が報じている。

「1カ月前に会長へ電話をした。『我々には友情がある。だからこそ、自分の時間は終わりに近づいていると感じている』と伝えた。決断したのは私自身だ。私は平凡なシーズンで満足できる人間ではない。これまでもそうだったし、これからも変わらない」

また、今月のボローニャ戦敗戦後に退任を決断したことも明かしており、その理由として、1月の補強やチーム内部の空気を挙げた。

「自分が好ましく思えない状況を見た。1月には新加入選手がやってきたが、その一方で、以前からいたグループと私は非常に難しい関係性の中にいた」

監督と選手の関係性を巡る話題が多い今季。ナポリにも何かしらの問題があったようだ。


「ナポリで一つ失敗したことがある。それは、全員を一つにまとめられなかったことだ」

時には厳しい言葉で選手批判も辞さないコンテだが、会見では自らを責める一面ものぞかせた。また、コンテは「毒が多すぎた。悪意も多すぎた」と語り、チーム内部の状況について率直な言葉を残している。

具体的に何を指しているのかは明かされていない。しかし、セリエA優勝、リーグ2位という結果を残しながらも、コンテは自ら退任を決断した。強烈な熱量と要求水準で知られる指揮官らしく、最後まで妥協を許さない姿勢を見せた形だ。

なお、イタリア国内メディアでは、コンテがイタリア代表監督候補に挙がっているとも報じられている。

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