中国が危険視! 大藤沙月を「中国包囲網」の一翼と認定、警戒感...の画像はこちら >>

成長著しい大藤 Photo/Getty Images

3月には世界ランク2位の王曼昱を撃破

5月24日に行われたWTTコンテンダーラゴス女子シングルスで大藤沙月(世界ランク12位)が、優勝を果たした。

この大会には中国人選手は出場していなかったが、中国人選手が度々煮湯を飲まされているカットマン佐藤瞳(同25位)を準決勝で、橋本帆乃香(同14位)を決勝で下しての堂々の優勝だった。

中国の大手スポーツサイト「捜狐」は決勝戦の模様を詳細にレポートし、大藤のスピード豊かな攻撃が熟練のカットマンたちの技術を凌駕したと評価した。先日行われた世界卓球で日本女子はマッチカウント2-3の僅差で中国に敗れたが、その際に勝利した張本美和、橋本帆乃香につぐ存在として大藤を位置付けたのだ。

中国のSNSでも大藤の成長を危険視している。現在世界ランク1位の孫穎莎にはまだ及ばないものの、近い将来、張本美和とともに孫穎莎や王曼昱を脅かす存在になる可能性が高いとする意見が多数飛び交っているのだ。

卓球に関して目の肥えた中国のファンからは、「ラリーのテンポが速い」「カウンター能力が高い」「得点するまでの手数が少ない」など、技術面の高さや試合運びの上手さを指摘する声も数多く上がっている。また、決勝戦では1ゲーム先取の後、すぐに1ゲームを取り返されてしまったが、すぐに戦術を修正して残り3ゲームで橋本を圧倒した。こうした精神面の強さや、実戦の最中での修正力の高さなどについて評価する意見もあった。

ただし、中国のファンは、自国の卓球に関してのプライドもあってか、まだ手放しで褒めているわけではない。中国のトップ選手を脅かす可能性はあるとしながらも、今後の実戦の経験や修練により、その可能性は高くも低くもなるというのが大方の見方だ。「黄金世代」にやや翳りが見られる現在、新戦力の台頭は嬉しい限りだが、まだまだ中国の壁は厚い。今回の優勝を一つのステップとして、大藤選手がより高く飛躍してくれることを期待したい。

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