■平均年収が11分類の職種の中で最も高いのはどれ?



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数々のモノの値上げに、将来の老後資金や年金への不安。お金への不安が高まる中、「年収を上げたい」と転職を考える方もいるでしょう。



国税庁の 「令和2年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本の平均年収は433万円であり、ここ30年間ほとんど変わっていません。



ただ皆さんご存知の通り、年収は年齢や職種、企業規模などにより異なります。今回は「職種」に視点をあてて、30代で平均年収よりも上、「年収600万円以上ほしい」場合に達成できるものを詳しく見ていきましょう。



■【男女別】日本の年代別の平均年収とは



まずは先ほどの国税庁の調査より、日本の年代別の平均年収を男女別に確認します。



30代で年収600万円ほしい!平均年収で狙える「職種」は何か、小分類でも見る

出典:国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」



■年齢階層別・平均給与(男性)



男子平均:532万円



  • ~24歳:277万円
  • 25~29歳:393万円
  • 30~34歳:458万円
  • 35~39歳:518万円
  • 40~44歳:571万円
  • 45~49歳:621万円
  • 50~54歳:656万円
  • 55~59歳:668万円

■年齢階層別・平均給与(女性)



女子平均:384万円



  • ~24歳:242万円
  • 25~29歳:319万円
  • 30~34歳:309万円
  • 35~39歳:311万円
  • 40~44歳:317万円
  • 45~49歳:321万円
  • 50~54歳:319万円
  • 55~59歳:311万円

一般的に平均年収は30~34歳男性で458万円、女性で309万円。35~39歳男性で518万円、女性で311万円です。



男性であれば、30代で日本の平均年収を超えますね。



一方で年収600万円を超えているのは男性の45~59歳のみとなっており、30代で年収600万円を超えるのは難しいと言えるでしょう。



■「30代で年収600万円」達成できる? 職種別に見る



それでは30代の職種別の平均年収について、「転職サービスdoda」が2020年9月~2021年8月末に行った「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」をもとにみていきましょう(2021年12月13日公表)。



■職種別の平均年収(30代)



  • 専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)627万円
  • 企画/管理系524万円
  • 金融系専門職504万円
  • 技術系(IT/通信)502万円
  • 営業系494万円
  • 技術系(電気/電子/機械)470万円
  • 技術系(建築/土木)449万円
  • 技術系(メディカル/化学/食品)420万円
  • クリエイティブ系396万円
  • 販売/サービス系359万円
  • 事務/アシスタント系346万円
  • 30代で平均年収600万円を超えるのは「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」のみとなりました。



    500万円以上もトップ4のみ。上位にランクインした職種の中で年収600万円に到達する方が多いと考えられるでしょう。



    より詳しく見るために、さらに小分類で確認していきます。



    ■「30代で年収600万円」職種・小分類で達成できるのはどれか



    職種でも小分類でみると30代で年収600万円が達成できるものは多くあります。



    今回は先ほどのトップ5の職種に視点をあてて、30代で平均年収600万円を達成するものを見ていきます。



    ■専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)小分類



  • 戦略/経営コンサルタント767万円
  • リスクコンサルタント763万円
  • 業務改革コンサルタント(BPR)773万円
  • 会計専門職/会計士709万円
  • ■企画/管理系 小分類



  • 知的財産/特許628万円
  • 経営企画/事業企画620万円
  • ■金融系専門職  小分類



  • 投資銀行業務961万円
  • 運用(ファンドマネジャー/ディーラー)796万円
  • ■技術系(IT/通信)職種 小分類



  • プロジェクトマネジャー685万円
  • ITコンサルタント660万円
  • 研究開発605万円
  • ■営業系職種 小分類



  • MR717万円
  • 営業ー投信/投資顧問676万円
  • 営業ーリース(金融)622万円
  • 小分類でみると600万円以上を超えるものは複数あり、中には30代で900万円を超える職種も見られました。ただ、いずれも専門的な職種であることがわかります。



    ■30代で年収600万円は不可能ではない



    今回のデータをみると、30代で年収600万円を超えるのは難しいものの、小分類でみれば達成する職種もあり不可能ではないことがわかりました。



    ただ見てきた通り専門的な職種が多く、簡単に転職できる分野ではないでしょう。未経験で就くことは難しく、20代のうちから先を見据えたキャリアプランを考える必要があるとわかります。



    年収600万円に視点をあててきましたが、仕事をする上でお金は大切な一方で、やりがいや適性なども重要です。今回のデータを見ながら、今の自分の仕事や長い目で見てどのような人生を過ごしたいかを見つめ直してみてはいかがでしょうか。



    ■参考資料



    • 国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」( https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/000.pdf )
    • 転職サービスdoda「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」( https://doda.jp/guide/heikin/age/ )
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