日産は2026(令和8)年4月14日、経営や商品戦略に関する新たな長期ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を発表しました。これに併せて、新型「スカイライン」の外観の一部を含む、新型モデル3車などの概要を世界初公開しました。
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まず実車が公開となったのは、いずれも新型のSUVです。ミッドサイズの「エクストレイル」と、スペシャリティ色の強い小型サイズの「ジューク」の2車がお披露目されました。
エクストレイルは海外でも「ローグ」として販売される世界戦略モデルです。新型は、電動モーターで駆動を賄う日産のハイブリッドパワートレイン「e-POWER」を搭載するとのこと。充電の必要がなく、ハイブリッドならではの高効率と電動駆動ならではの軽快な走りを実現するといいます。
またジュークは現在、日本国内では販売されていないものの、海外では2019年より2代目モデルが販売されています。初代以来の大胆で個性的なデザインはそのままに、BEV(バッテリー式電気自動車)へと転換を図り、欧州市場などで展開される計画です。
そして会見では、14代目となる新型スカイラインの外観も一部が初公開となりました。新型スカイラインのエクステリアは、3代目のC10系(1968年~1972年)をかなり意識したものとなっている模様です。
C10系はボクシーなフォルムから通称「ハコスカ」と呼ばれ、「サーフィンライン」として親しまれたボディサイドのキャラクターラインが特徴のモデル。レース参戦を見据えたグレード「GT-R」が初めてラインナップされた世代でもあり、歴代でもトップクラスに人気があります。
公開された画像からは、新型がC10系さながらの睨みの利いた目つきのヘッドライトや、リアフェンダーのサーフィンラインを持つことが確認できます。
会見では、初代スカイラインGT-R(PGC10型)と、シルバーメタリックの新型スカイラインが並走する短い映像も公開されました。日産は新型スカイラインを日本市場における「ハートビートモデル」に位置付けており、ドライバー中心かつ、高性能で意のままの走りを実現するモデルに仕上げるとしています。
また、今回の会見ではAIを中心に据えた「AIディファインドビークル(AIDV)」を中核とし、モビリティの知能化により毎日を新たな体験に変えていくことを目指す商品ビジョンも発表されました。このほか、パワートレインの選択肢を拡充しつつも、商品ラインナップを現在の56車種から45車種に絞り、日本や米国、中国をリード市場とするグローバル市場戦略を導入することも明らかにされています。
日産のイヴァン・エスピノーサCEOは、「モビリティの知能化を進めることで、より安全で、直感的、そして信頼できる商品と技術をより多くの人に提供し、日々の移動の中で価値ある体験を、より豊かなものへと進化させていきます」とコメントしています。

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