昭和の「クラウン」「ビュイック」なども健在

 2026年5月20日、東京都新宿区の聖徳記念絵画館や明治神宮外苑の周辺道路で、警視庁機動隊の観閲式が行われました。式典には多くの市民も訪れましたが、なかでも警察車両ファンの注目を集めたのが、“屋根のない”オープンタイプのパトカーです。

まるで「昭和の刑事ドラマ」 黒塗り“オープンタイプ”のパトカ...の画像はこちら >>

 本年度の式典に使用されたのは、トヨタ「クラウン」や日産「セドリック」といった国産の高級セダンのほか、米国製のセダンやSUVなどをベースとした儀礼用のパトカーです。

 特に国産車は、トヨタクラウンが120系(1983~1987年)や130系(1987~1999年)、日産セドリックは430系(1979~1983年)やY30系(1983~1999年)と、いずれも昭和期に発売された世代がベース。昨今は通常の市販モデルでも見かけることが少なくなったモデルですが、こうした儀礼用パトカーではまだまだ現役の模様です。

 また米国製の儀礼用パトカーは、ゼネラルモーターズ(GM)製のビュイック「リビエラ・コンバーチブル」や、キャデラック「フリートウッド」などクラシックなモデルが少なくなかった一方で、キャデラック「STS」や、大型SUVのジープ「ラングラー」といった、2000年代以降に導入された比較的新しい車両の姿も見られました。

 令和8年度の警視庁機動隊観閲式には、計10隊の機動隊員をはじめ、爆発物処理部隊や特殊救助隊などの約1700名が参加しました。また警察車両は計75台が集まったほか、ヘリコプター3機、警備犬6頭も参加。隊員とともに訓練走行や飛行を披露しました。

【今や立派に「旧車」です】観閲式に参加した「屋根ナシ」パトカーを写真で見る(53枚)

編集部おすすめ