関西空港第1ターミナル国際線エリアが2026年6月に改修を完了し、新たな運用を開始しました。そのなかにあるフードコート「Washoku Food Court」で、思わず二度見してしまうメニューを発見しました。
この超高級ラーメンを提供しているのは、有名チェーン「どうとんぼり神座(かむくら)」です。
実は筆者、普段はニンニクマシマシ系や家系ラーメンばかり食べているため、神座は名前こそよく知っているものの、訪れた回数はそれほど多くありません。関西空港の公式サイトによると、神座のラーメンは「たっぷりの白菜と豚バラ肉で旨味を引き出した、自然な甘みと芳醇なコクが特徴の一杯」とされています。
その神座が「Washoku Food Court」で看板メニューとして提供しているのが「贅沢和牛ラーメン」です。通常版と、肉量を2倍に増やした「肉2倍」があり、価格はそれぞれ3290円と5490円。和牛人気の高い海外旅行者を意識したメニューであることは間違いないでしょう。
今回は内覧会での試食だったため、「肉2倍」を複数人でシェアする形でいただきました。見た目は白菜がたっぷり入った神座らしいラーメンですが、その上には大きな和牛が堂々と鎮座しています。周囲には、まるですき焼きのような甘い香りが漂っていました。
まずはスープからいただきます。牛肉の脂と甘じょっぱいタレが溶け出しており、通常の神座よりもかなり複雑な味わいです。神座らしい優しいスープに、すき焼き風の旨味が加わったような印象でしょうか。牛肉の下には白菜だけでなく、しっかり豚バラも入っていました。
そして、いよいよ主役の和牛です。
薄切りではあるものの、一枚一枚の面積はかなり大きめ。食べてみると、さすが高級和牛です。脂の甘みをしっかり感じる一方で、不思議と重たさがありません。
筆者は普段、スーパーで半額になった脂ギットギトの牛カルビを愛してやまない人間ですが、過去に試食会で松阪牛をいただいた際にも、同じような「脂が甘いのに軽やか」という感覚を覚えたことがあります。このラーメンにも、かなり良い和牛が使われているのかもしれません。
たしかに価格だけ見ればインパクト抜群です。しかし、欧米など物価の高い国から訪れる旅行者にとっては、現地のラーメン専門店と同程度、あるいは少し高い程度の感覚でしょう。
ただ、筆者にはひとつだけ大きな後悔がありました。
ご飯がないのです。
あの和牛、筆者基準では間違いなく1枚でご飯1杯いけます。肉2倍なら最低でも2杯です。おそらく白いご飯を投入したら、ラーメンなのか牛丼なのか分からない、究極の炭水化物セットが完成していたことでしょう。
もっとも、ご飯が付いていなかったおかげで、結果的にはカロリーを抑えられました。そう考えると、この5490円の和牛ラーメンは、筆者にとっては意外にもダイエットメニューだったのかもしれません。

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