バイパス道路を中心に、中央分離帯がやたらと広いという区間が全国で見られます。そこには本来、車道を通す計画があり、実はそちらが「本線」、いまある道路が「側道」に当たるというケースもあります。
近年になってできたバイパス道路では、中央分離帯がやたらと広く、広大な空き地になっているケースが全国的に見られます。たとえば埼玉県内では2020年3月現在、外環道から北の越谷方面へ伸びる国道4号バイパス「東埼玉道路」や、国道17号バイパスの「上尾道路」「熊谷バイパス」などで、道路の中央部分が大きく空いています。
もちろんこれらはただの空き地ではなく、そこに自動車専用道路を通す計画があります。たとえば、上尾道路の南側の国道17号「新大宮バイパス」では、東京都内からさいたま市内の与野JCTまで、道路の真ん中に連続して立つ橋脚上の高架道路が首都高ですが、これを与野JCTから上尾道路の一部まで延伸する事業が進んでいます。
右下から左上へ伸びるのが国道17号「熊谷バイパス」。道路の中央に広い空間がある(画像:国土地理院)。
また、東埼玉道路でも道路中央の空間を活用して、外環道に接続する有料の自動車専用道路を建設する事業が動き出しそうです。これを担当する北首都国道事務所によると、国の審議会でもその妥当性が評価され、2020年度にも事業着手の見込みとのこと。こちらは将来的にNEXCO東日本の有料道路となる計画で、国と同社が協力して施工します。
こうした道路構造の場合、中央の道路は「専用部」、その両脇の地上部は「一般部」と呼ばれ、専用部が本来の「本線」、先にできている一般部が「側道」に当たるケースもあります。
専用部 なぜ最初に造らない? 一部がマクドナルドになった例もではなぜ、専用部のための空間が何年も空いたままという状況が見られるのでしょうか。北首都国道事務所によると、一般部と専用部を同時に造るのでは事業費が過大になることもあり、まず一般部を造り、道路をつなげることを優先するケースがあるそうです。
また、その後の状況を見ながら専用部の建設を検討していくといいますが、必ずしも有料が前提ではないとのこと。専用部に有料道路を計画する東埼玉道路の場合、当初から有料道路ありきではなかったそうで、現在の一般部が2005(平成17)年に開通したのち、周辺の開発が進み渋滞が深刻化しており、専用部の事業を早期に進めることや、外環道に接続するというネットワークおよび維持管理の観点から、NEXCO東日本による有料道路事業を活用することになったといいます。
国道4号「東埼玉道路」越谷レイクタウン付近。現在は中央部が大きく空いているが、専用部が設けられる計画(画像:北首都国道事務所)。
なお、国道17号バイパス上に計画されている自動車専用道路は、新大宮バイパスから上尾道路、さらに熊谷バイパスなどを経て、群馬県渋川市にある関越道の渋川伊香保ICへ接続するという計画があります。並行する一般部は、上尾道路の一部区間が未開通ですが、これが完成すれば東京都内から渋川市までつながります。
ちなみに、専用部の事業化見通しが立っていないことから、その空間の一部を民間事業者に貸し出しているというケースもあります。金沢市内の「マクドナルド福増町店」は、金沢外環状道路 海側幹線の専用部空間を活用した、日本でもここだけという「道のど真ん中にあるマクドナルド」です。石川県道路建設課によると、最長で2027年9月末までという条件で利用者を募集し、日本マクドナルドが応募してできたものだといいます。

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