日中は思うようにいかなかった釣りも、夜になれば一変することがある。春の海は不安定でありながら、条件が揃えば一気にスイッチが入る。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
夕暮れてからメバリング
日が落ち、周囲が暗くなり始めたタイミングでメバリングに切り替える。ここ谷川港では清掃協力費として車一台につき550円の駐車料金を払う必要がある。回収しにきた人に渡して、さあ、ナイトゲームだ。
常夜灯の明暗、そしてその外側のオープンエリアを意識しながらキャストを繰り返す。すると早い段階で反応が出た。足元付近を横方向にゆっくり引いてきたリグに、小さくも明確なアタリが入る。
アワセを入れると、軽い引きながらも確かな生命感。上がってきたのはメバルである。
サイズは小型だが、日中の沈黙、大阪湾奥の渋さを考えれば十分に価値がある一尾であった。この時点で、状況が大きく変わったことを確信する。
タグ付き?なぜ?
さらに釣りを続けると、違和感に気づく。釣れ上がる個体のほぼすべてに、水色の細いタグが付いているのである。
今回の釣果はその影響を強く受けていると考えられる。人工的な要素ではあるが、魚がいるという事実に変わりはない。フィールドの一部として受け入れ、釣りを続けることにした。
ちなみにタグをつけたメバルを放流しているのは、おそらく回遊域を調べるためと、成長速度を調べるためだろう。キャッチした方は報告してほしいとのお願いが出ていたが、ここでの報告にかえさせていただきたい。
サイズは12月に放流された10cmのまままったく成長していないし、あまりに近隣で釣れてしまったので。メバルは年に4cmほど大きくなるという。来年に同じ場所を打てば、あるいは14cmの群れと出会うことができるのだろうか。
連打連打
さて、状況は明らかに好転していた。パターンはシンプルで、オープンの表層をスローにリトリーブするだけである。
結果として20尾を超える釣果となった。日中の厳しさから一転、まさに連打と呼べる展開である。デイ&ナイトの振れ幅の大きさを、改めて実感する時間であった。それにしても本当に久々にメバルを釣った。およそ1年ぶりだ。ここまで会うのが難しくなってしまったなんて、なんだか悲しいね。
泉南のメバルは始まっている
この日の釣果がすべて自然の個体によるものとは言い切れない。しかし、少なくともメバルがシャローに差し、表層で口を使う状況が成立していることは確認できた。泉南エリアにおいて、メバルのシーズンは確実に始まりつつあると言える。大阪湾沿岸の全域がダメ、というわけではまったくないらしい。
ただし、その成立は常に安定しているわけではない。日中との落差が示すように、タイミングや条件によって結果は大きく変わる。なお、釣行中に足元で転倒してしまい、体力的な消耗もあったため、無理はせず早めに納竿とした。バイクでの帰路も考慮すれば、ここで切り上げる判断は妥当である。釣れている状況に後ろ髪を引かれながら離れることも、長く釣りを続けるためには必要な選択である。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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