2026年の釣行は惨敗続き。捲土重来を誓ってGWに武庫川一文字に大サバを狙って2回釣行したが、中サバ止まりの釣果で不完全燃焼となってしまった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)
2026年の釣行は惨敗続き
TSURINEWSの Webライターを務めながら、釣行記の掲載は2025年7月28日を最後に途絶えてしまっていた。
仕事に忙殺されて釣行機会がめっきり減ってしまい、転勤を機に2026年から釣行を再開したものの、投げ釣り、落とし込み釣り、サビキ釣りのいずれも惨敗続きで、投稿できない状態が続いていた。
そうした中、4月下旬に武庫川渡船のWebサイトに大サバ回遊の情報が入り、捲土重来を誓ってGWの4月29日と5月2日にホームページから乗船予約を入れた。
武庫川一文字
なお、武庫川一文字の詳細については、以前の投稿で紹介しているので、まだご覧になっていない方はそちらも参考にご覧いただきたい。
4月29日は釣り座選び失敗?
4月29日は乗船予約制となっていたが、予約枠は埋まらず一般釣行も程々の状態。大サバは回遊していたものの、青物の釣果がまだはしりの状態で、ルアーマンが本格始動していなかったようだ。おかげで1番船に乗れて、釣り座は選び放題の状況。
最近大サバが釣れだした5番の船着き場で降り、釣り座を構えたが、当日はこの釣り座選択が明暗を分けた。
大多数を占めるルアーマンの中で、メジロ、サゴシ、シーバスの釣果をあげて船長から写真撮影や有料の預かりサービスを受けるホクホク顔の人が数人見られたが、少数派のサビキ釣りは沈黙状態。
この日の私は竿下サビキ釣りと飛ばしウキサビキ釣りの二刀流で挑んだものの、リリースサイズの中サバが2匹、バラシ1回の惨敗に終わった。
他の釣り場で大サバ釣果
大サバは回遊が渋かったのかと残念に思っていたが、帰宅途中に武庫川渡船の釣果情報を見て、大いに落ち込んでしまった。
当日は4番の船着き場で降りた複数の釣り人が大サバを手にしていて、竿頭は何と51cmの怪物級を筆頭に16匹の爆釣。
このままでは終われないと即日、5月2日の乗船予約を入れた。
5月2日は満員札止め
メジロとサゴシの釣果があがったことで、5月2日は乗船予約満員札止め・昼前まで入場規制となった。
乗船予約はしていたものの、釣り座が選べない状況になったらその時点で大サバが釣れる確率は限りなくゼロに近づいてしまうので、前回の釣行よりも現地入りを早めざるを得なくなった。
よって当日は駐車場の開門前にいかに早く並ぶかが勝負とばかり、深夜2時に現地入りしたが、私の前には先んじていた長蛇の車列が既にできていた。まだ5月初め、秋の青物トップシーズンでもないのにこの熱狂ぶりは辛い。
1番船に乗船
ただ、結果的に私の並び順は決して悪いものではなく、何との残り7人というところで辛うじて1番船に乗ることができた。
私の後にも続々と乗船客は長蛇の列を作っていて、当日はルアーマン鉄板の5番、6番の船着き場付近の釣り座がいち早く埋まり、私が選んだ4番の船着き場周辺の釣り座も3番船までで大半が埋まっていた。
竿下とウキサビキ釣りの2種で挑戦
大サバは波止の外向き(沖向き)で釣れているが、釣り方は壁面からほど近い竿下サビキ釣りと、壁面から19mほど沖に仕掛けを投げ込むウキサビキ釣りの2種類がある。
前回の釣行では竿下サビキ釣りの人が竿頭だったが、ウキサビキ釣りで釣果を書重ねた人もいて、どちらが正解かは当日の状況次第。
そこで私は2種類両方のタックルを準備しておき、最初は竿下サビキ釣りでスタートして、状況に応じてウキサビキ釣りにチェンジできるようにした。
しかし、釣り方は2種類あっても、竿とサビキは共通。磯竿5号5.4m、サビキは9号針・ハリス4号のピンクの蓄光サビキを選択。
ただしアジ釣りと違って大サバは何連でも釣れる魚ではないので、6本のサビキ針をあえて途中で3本までに減らし、その代わりアミエビのカゴをカゴテンビンに変えてテンビンの先にトリックサビキ針を結んだハリス4号を接続するという、掛けたら確実に獲れるマイナーチェンジを施した。
アミエビを詰める撒き餌カゴはサビキの上下それぞれに付けるダブル方式とし、上カゴとサビキの間にクッションゴムを介し、海中でのアミエビの行き渡りを意識するとともに、大サバの強い引きを吸収する工夫を講じた。
アクセントに小魚エサ
大サバが回遊する時期には、イワシかボラの幼魚かと思われる小魚が武庫川一文字周辺の海域に入って来て、大サバはその小魚を捕食している。
そこで私は小魚に似たワームや、ハゼコ、イサザという呼び名の冷凍小魚のエサを、サビキ針の刺しエサとして選んで使っている。
最初はワームで様子をうかがい、大サバが釣れだしたら生エサに付け替えて大サバにアピールするパターンで、数に限りがある生エサを効率的に使うようにしている。
竿に尻手ロープは必須
大サバの回遊は一瞬で散発的な事が多く、竿を終始手持ちにして釣り続けるのは疲労が募るので、置き竿にして到来を待つのが得策。しかし一旦針掛かりすれば竿を一気に引ったくっていく程のパワーがある。
武庫川一文字外向きは波止上から海面までの高低差が大きいので竿をひったくられたら回収は不可能だし、慌てて竿を追うと海に転落しかねない。置き竿にする際は竿に尻手ロープは必須だ。
武庫川一文字には外向きに上るための梯子が設置されているので、私は伸縮ロープのフックを、片方はその梯子に、もう一方を竿尻に掛けて対処している。
前日の雨天の影響で厳しい状況
朝5時定刻に1番船に乗れたので、釣り始めも早く順調なスタートを切ったかに思われたが、内申では大きな不安要素を抱えていた、一昨日から前日にかけて雨天となり、武庫川の河口から雨水が武庫川一文字の海域に流れ込んでいたのだ。
そうなると海水は塩分濃度が下がり、いわゆる水潮状態となり、魚の活性も下がってしまう。この不安が的中し、波止上はたまに掛かるカタクチイワシや小アジが癒しになるだけで、魚らしい魚は終始あがらず仕舞い。
片手間のサビキ仕掛けを持参していた人はカタクチイワシと遊べただけまだマシ、ルアーで一本勝負の人は完全にお手上げ状態だ。
武庫川渡船は船長経由で波止上の釣況を素早くXで掲載し、ホームページの釣果情報も随時更新するなど、集客のためだけではなく、当日の釣り人達にもヒントとなりそうな情報を積極的に発信してありがたい渡船店なのだが、この日は釣果情報の更新が進まない。
載せたくても釣況が波止全域で悪くて載せる材料がないのだ。
「釣果情報が全然動かへん。
アタリ到来も中サバ
サビキには小アジとカタクチイワシが掛かるも、数は全く伸びず丸ボーズ同然の状況が続いたが、8時過ぎに突然竿先がガクンと大きく引き込まれた。
ついに来た! と心は踊ったが、竿を持って巻き上げ始めると、手応えの小ささに早々と大サバではないことが判明。
案の定、あがってきたのは30cmに満たない中サバで苦笑。中サバにしては肉付きが良いほうだったので、丸ボースよりはマシだと、即座にナイフを入れてエラと内臓を取り除いて海水バケツで血抜きし、クーラーに収めた。
他釣り場で大サバ情報
朝5時過ぎから続いた波止上の沈滞ムードにわずかな光が注がれたのは9時便の船長からのマイク情報「6番で大サバが上がりました」。急いで船上に乗り込んで船長に話を聞くと「竿下ね。タナはわからない」とのこと。
貴重な情報だが、船着き場6番での釣果なので、私にすれば「また釣り座が違ったか……」と悔しい思いが募った。しかし、大サバはいることはいる、時間が経ったら自分の釣り座まで回って来るかもと、気持ちを奮い立たせて釣りを続行。
再び中サバがヒット
すると9時30分過ぎに竿先が大きく動いた。来たか?との期待感は、今度も中サバでぬか喜びに終わった。
最終釣果は中サバ5匹
ルアーマンが狙うターゲットは何時間経っても回遊が見られず、疲れ切った様子で次々と波止を後にしていく中、11時前に竿先がガクンと下がった。今度こそ来たか? と竿を手にしたが、またしてもぬか喜びの中サバ。
その直後にまたアタリ。今までとは違う流れだ。巻き上げたらまた中サバだったが、このプチラッシュの中で大サバが混じってくれればと期待を込めてアミエビの詰め替えと小魚のエサ付け替えを行う。
するとしばらく間は空いたが3度目のアタリが到来。しかし今度も中サバ。ここでプチラッシユは終わり。結局、昼2時まで粘ったがアタリがなく、最終釣果は中サバ5匹と不完全燃焼で、波止を後にした。
帰宅後、中サバとはいえ持ち帰った以上は少しでも美味しく食べたいと、身のパサパサ感を補う赤味噌仕立ての濃い目の味付けで味噌煮にして賞味した。
今回は中型止まりの釣果だったが、大サバは真夏の回遊もありえるので、次に大サバが回ってきたらリベンジを遂げたいと心に誓った。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>
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