『ハイキュー‼』×SVリーグ コラボ連載vol.2(37)

日本製鉄堺ブレイザーズ 上村琉乃介 後編

(前編:上村琉乃介が貫く「チームの勝利」を優先する信念 焦らず新たな武器を磨く>>)

 現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?

【ハイキュー‼×SVリーグ】上村琉乃介が"ゴミ捨て場の決戦"...の画像はこちら >>

<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>

Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?

【オポジット】

牛島若利(白鳥沢学園高校)

【アウトサイドヒッター】

星海光来(鴎台高校)、木兎光太郎(梟谷学園高校)

【ミドルブロッカー】

天童覚(白鳥沢学園高校)、角名倫太郎(稲荷崎高校)

【セッター】

影山飛雄(烏野高校)

【リベロ】

北信介(稲荷崎高校)

「ウシワカ(牛島)は、絶対的エース感がかっこいいですね。

自分と同じポジションで、点を取るというオポの役割を体現していると思います。サイドは星海。小さくて跳ぶタイプが好きなので。もうひとりは木兎。おチャラけた感じもいいと思います。

 ミドルは天童と角名。どちらも大きさより機動力があって、相手との駆け引きがうまく、勝負に強そうなところがいい。角名の、体を倒して跳ぶ感じとかも好きです。

 セッターは影山。『俺のトスを打て』くらいのセッターのトスを自分も打ちたいので。それを自分が決めて、『もっと持ってこいよ』って言いたいです(笑)。リベロは迷いますが、北さんとかどうですかね?(孤爪)研磨も、ディグがうまそうでいいかなって思いましたが、北さんなら堅実なリベロになりそうなので」

Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?

「前にも言ったことがあると思いますが、日向翔陽の『まだ負けてないよ』っていうシーンはやっぱり好きです。

バレーボールは流れが重要なスポーツです。強いサーブを入れただけで、点差が開いていても連続ブレイクして逆転できたりするし、何が起こってもおかしくない。そう考えると、点差がついても『負けていない』って思えます。バレーは何でも起こせるし、巻き返せる。自分へのメッセージにもなっているかもしれません」

Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

烏野高校vs音駒高校

「"ゴミ捨て場の決戦"ですね。映画も観に行きましたが、あの演出は春高を思い出すんですよ。最後の(孤爪)研磨の視点は『うわ』っとなりました。あと、ラリーが続いた時の周りの息遣いもリアル。

 自分がキャプテンで迎えた最後の春高は1回戦で負けました。『下級生に1試合でも多く春高の舞台を経験させたかった』という悔しさが残っています」

【プロフィール】

上村琉乃介(かみむら・りゅうのすけ)

所属:日本製鉄堺ブレイザーズ

2001年4月19日生まれ、長野県出身。186cm・オポジット。VC長野トライデンツのジュニアチームで技術を磨き、山梨の強豪・日本航空高校では春高バレーに3回出場した。

東京学芸大を経て、2024年に日本製鉄堺ブレイザーズに入団した。

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