現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?

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<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>

Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?

【オポジット】

牛島若利(白鳥沢学園高校)

【アウトサイドヒッター】

澤村大地(烏野高校)、田中龍之介(烏野高校)

【ミドルブロッカー】

月島蛍(烏野高校)、黒尾鉄朗(音駒高校)

【セッター】

影山飛雄(烏野高校)

【リベロ】

夜久衛輔(音駒高校)

「オポは牛島。

大エースで、多くは語らないけど、背中で見せるのがいいですよね。サイドは大地さん。とにかくカッコいい。人として尊敬できる部分があるし、チームのことを常に考え続けられる。自分もそうなりたいので、余計に尊敬します。もうひとりは田中。『ところで平凡な俺よ......』とか名言が多いし、共感しますね。

 ミドルは月島。一番好きなキャラで、なんだかんだ真面目に頑張るところがいいですね。白鳥沢学園戦の『バレーにハマる瞬間』は、一番好きなシーンです。もうひとりは黒尾。深く考えていて、ラリー中も冷静。

自分はそういう選手に惹かれます。

 セッターは影山。宮侑もいいんですが、バレーに対する姿勢が好きです。そしてリベロは、夜久さんがいいです! "そこにいる"っていう、目立つだけじゃないのがいいんですよ」

Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?

「烏野高校の前々主将、田代(秀水)の『チャンスは 準備された心に降り立つ』は名言ですね。自分も、ずっと頑張っていたら誰か見てくれる、というのを体感してきたので。チャンスは待っていて訪れるものじゃなくて、積み重ねたものがあるから掴めるんだなって。だから、及川徹の『才能は開花させるもの センスは磨くもの』というセリフも同じように好きですね」

Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

烏野高校vs音駒高校

「音駒のバレースタイルが好きです。粘って、つないでいく。夜久さんはその象徴ですね。あと、あの試合は両チームの選手が成長していくじゃないですか。『1試合のなかでこんなに成長できるんだ! 自分もこんなバレーがしたい』って思わせてくれますね」

【プロフィール】

児玉奈津美(こだま・なつみ)

所属:NECレッドロケッツ川崎

2002年5月16日生まれ、大阪府出身。168cm・リベロ。

母や姉の影響でバレーを始め、中学ではクラブチームをふたつ掛け持ちして技術を高めた。金蘭会高校では春高バレーに3年連続で出場。1年時には優勝を経験した。順天堂大学では3年までスパイカーだったが、4年時にリベロに転向。新たなポジションでも能力を発揮し、2025年にNECレッドロケッツ川崎に入団した。

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