「中曽根康弘」のニュース (63件)
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鈴木哲夫の政界インサイド「麻生副総理の真意は“総理の盾”?それとも…」
「原因究明や再発防止などの職責を果たす。辞めるつもりはない」麻生太郎財務相は国会での追及にこう応じた。森友学園の国有地払い下げに関する決裁文書を財務省が改ざんしていた問題で、トップとして全てのケリをつ...
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歴代総理の胆力「中曽根康弘」(2)退陣後に15年間議員の異例
退陣を決意した中曽根は、後継に竹下登を指名した。安倍晋太郎(安倍晋三総理の父)、宮沢喜一(のちに総理)も候補とされたが、3者の中で最も自民党内がまとまりやすいとの理由で竹下を選択したということであった...
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歴代総理の胆力「中曽根康弘」(1)評価が分かれた大統領型リーダーシップ
中曽根康弘政権は「戦後政治の総決算」を掲げた本格政権でもあったが、『構え』の大きさの割には実績評価は分かれている。とくに、5年にわたった政権に国民人気は高かったものの、退陣後の永田町とりわけ自民党内の...
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歴代総理の胆力「山県有朋」(3)国民人気が湧かなかった理由
明治維新のときから軍務につき、軍隊の近代化を行って「陸軍の父」と呼ばれた山県有朋だったが、国民人気が湧かなかった点では、歴代総理の中でもトップクラスに入る。その理由は、「軍国主義の権化」といった不名誉...
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101歳大往生・中曽根元首相の“闘魂”猪木氏とイラク人質解放に尽力
巨星墜つ。戦後の日本を代表する首相で、大勲位の中曽根康弘元首相が29日、老衰のため都内の病院で死去した。101歳だった。5年間の首相在任中のみならず、生涯政治家として、常に大局的視点から天下国家を論....
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鈴木哲夫の政界インサイド「自衛隊ヘリ墜落事故で緊張感が増す連立与野党」
佐賀県神埼市の民家に陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターのAH64D(通称・アパッチ)が墜落した2月5日の晩、「防衛族」と呼ばれる自民党議員と話す機会があった。すると、事故の状況や原因よりも、まず口にしたのは...
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菅政権1か月、国民の期待と裏腹の問題行動続出
菅義偉総理は内閣発足から1か月経過したことを受け16日、「国民のために働く内閣を発足してからもう1か月、振り返る間もなく早かったな、というのが私の率直な感じだ」と述べた。そして「常に念頭に置いているの...
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鈴木哲夫の政界インサイド「財務省文書の疑惑に浮上『省内リーク説』の背景」
森友学園への国有地売却を巡る財務省決済文書の書き換え疑惑を朝日新聞が報じた。永田町では検察筋からのスクープ記事との見方がある一方で、この情報は安倍官邸に不満を持つ財務省からリークされたという見方も広ま...
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鈴木哲夫の政界インサイド「『安倍不支持』が強まる裏の野党間“不協和音”」
森友学園への国有地売却に関する決裁文書改竄問題で、私は野党の喚問への対応に、いささか疑義を抱いていた。佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が行われたその日、質問に立った希望の党・今井雅人衆議院議員とテレビ中...
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歴代総理の胆力「竹下登」(3)「政界のおしん」の異名
“苦節23年”ついに政権に就いた竹下登の政治手法は、強引さとはまったく無縁の辛抱に辛抱、周囲を説得に次ぐ説得で、ついには「落とす所に落とす」というものだった。「政界のおしん」「調整名人」との異名があっ...
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政府への反対自体やめさせること感じる 吉田氏
日本学術会議推薦による会員への任命を違法に拒否した菅義偉総理に対し、社会民主党の吉田忠智幹事長は5日までに「(政府の方針に)『反対する官僚は異動だ』と言い切り、官僚への統制を強めようとしている菅首相が...
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総理は規制改革言う前に合同葬見直せば、安住氏
政府が約1億円を負担する故中曽根康弘元総理の自民党との合同葬儀(葬儀総額約2億円)に立憲民主党の安住淳国対委員長は1日「コロナ禍の中で国民の理解が得られる対応をしないと、功績のあった中曽根先生では.....
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自民提言は『大勲位』の答弁を根底から覆すもの
自民党安全保障調査会が国家安全保障戦略など防衛3文書の改定に向けた提言案をまとめたなかで「迎撃のみでは防衛しきれないおそれがある」として、『敵基地攻撃能力』を『反撃能力』に呼び方を変更し、能力の保有を...
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鈴木哲夫の政界インサイド「アメリカが北朝鮮の核保有を認める!?」
11月29日未明、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。今回の「火星15型」は、通常よりも高く撃ち上げるロフテッド軌道で発射され、高度4000キロにまで上昇し、日本海の排他的経済水域に落下...
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鈴木哲夫の政界インサイド「小池百合子”代表辞任”が招いた負のスパイラル」
「代表の座から降りさせていただく」11月14日、小池百合子東京都知事が突如、希望の党代表を辞任した。玉木雄一郎衆院議員が共同代表に就き、執行部人事発表にタイミングを合わせた格好だ。確かに、希望の党の新...
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歴代総理の胆力「橋本龍太郎」(1)怖いものなしの「風切り龍太郎」
「小沢(一郎)はナタの魅力だ。黙々と仕事をして、やるときはドスンと決断する。一方の橋本(龍太郎)はカミソリだな。頭脳明敏、スパッとした切れ味が魅力だ」総理大臣となった田中角栄は、多士済々が蝟集(いしゅ...
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歴代総理の胆力「海部俊樹」(1)海部政権は、初めから危惧されていた
海部俊樹の“売り”は、一にも二にもその雄弁ぶりにあった。愛知県の旧制東海中学時代から県下の弁論大会に出れば優勝で、卒業後は弁護士を目指して中央大学専門部の法科に入るとともに、弁論部(「辞達学会(じたつ...
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歴代総理の胆力「竹下登」(1)角栄はなぜ総裁候補に竹下を挙げなかったのか?
「苦節10年」という俚諺(りげん)があるが、この竹下登は天下を取るのに、じつに23年の歳月をかけたのだった。のちに触れる竹下の極め付きの“辛抱強さ”が、改めて知れるのである。竹下の「政治の師」は、国政...
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歴代総理の胆力「宮澤喜一」(1)福田赳夫と双璧の秀才
東大法学部卒の“巣窟”にして、並み居る省庁の中でも「エリート中のエリート官庁」とされているのが財務省(旧・大蔵省)だが、「省史」を紐解いてみると、その中でも、さらに飛び抜けての秀才が、二人浮上してくる...
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歴代総理の胆力「田中角栄」(2)「短命政権」と「闇将軍」
政権を執った田中角栄は、早々と「決断と実行」ぶりを実践して見せた。「日本列島改造計画」「日中国交正常化」実現へ向けての“二刀流”である。田中政権2年余、「改造計画」は立ち上がったが、折から中東戦争によ...
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これが「日本のドン」の闇豪腕だ!<内田茂・前自民都連幹事長>(2)森喜朗氏とは頻繁に会う仲
東京都の予算は「年間13兆円」とスウェーデンの国家予算並み。その莫大な金の使途へ承認を与えるのが都議会だ。当然、それを牛耳るドンの力は絶大となる。「中でも内田氏の思いのままとされているのがゼネコン利権...
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歴代総理の胆力「田中角栄」(3)“情と利”の人心収攬術
田中角栄は金脈・女性問題の不明瞭さが原因で、わずか2年の「短命」で政権の座を追われ、退陣後1年半後にまたぞろというべきかロッキード事件に連座したカドで逮捕。起訴された。そのロッキード事件の長い裁判の過...
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鈴木哲夫の政界インサイド「二階幹事長が党内政局で見せる“変幻自在”手腕」
「遺書とともに森友関係の書類が置かれていた。自ら命を絶った原因は、はっきりしている。遺族の怒りも相当で、財務省の対応が急転したのはそのため。つまり、もう隠せないということだ」警察庁幹部から事情を聞いた...
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故中曽根総理の合同葬、政府・自民で約2億円
故中曽根康弘元総理の葬儀が10月17日、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で政府・自民党による合同葬で営まれる。葬儀費用は自民党と政府が「(50対50の)折半で行う」(自民党本部)ことになってい...
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故中曽根氏合同葬に税金から1億円に賛否相次ぐ
政府は25日の閣議で故中曽根康弘元総理の自民党との合同葬に一般会計予備費から1億円近い支出を決定した。直近では2007年8月28日に故・宮澤喜一元総理の葬儀が自民党との合同葬で営まれたが、この時の支出...
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中曽根康弘の「戦後最大のパフォーマー」秘話(2)名優は「出」が大事を知る
この防衛庁長官では、いよいよパフォーマンスが全開となった。なるほど海軍将校あがり、就任直後の「長官巡視」では、まず東京・練馬区の第一連隊への巡視が慣例なのだが、どこ吹く風で北海道は千歳第七師団へ向かっ...
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中曽根康弘の「戦後最大のパフォーマー」秘話(1)「突撃精神」が中曽根流パフォーマンス
冷静なリアリストとして権力の美酒に酔いしれる一方で、明確な国家観、常に自分を見つめる目を持っていたのが大勲位・中曽根康弘元総理だった。その裏で、耳目を集めることには何でもチャレンジする「戦後総理最大の...
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鈴木哲夫の政界インサイド「北朝鮮『東京五輪を外交カード』で生じる危険性」
「2年後の東京五輪へ向けてムードを盛り上げるためにも国民栄誉賞はアリだ」こう話すのは、自民党幹部。平昌五輪の男子フィギュアスケートで羽生結弦が金メダルに輝いた週明け、永田町では国民栄誉賞の話題で持ちき...
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6人を任命し『違法状態』を解消すべき 枝野氏
立憲民主党の枝野幸男代表は7日、衆院内閣委員会の閉会中審査後、記者団の質問に応じ、日本学術会議の推薦候補のうち6人に対して菅義偉総理が会員任命を拒否していることに、改めて「違法状態」と指摘したうえ.....
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歴代総理の胆力<最終回>(2)待望は「中曽根型」トップリーダー
そうした中で、令和の時代を迎えることになった。しかし、この時代は“特別なすべり出し”となった。新型コロナウイルスの世界的感染拡大である。ために、特に経済が世界的な大ダメージを受けた。日本も例外ではなく...