最近では、愛猫に高品質で安全な食事を与えたいという飼い主さんが増えています。そのおかげもあって、日本でもオーガニックな食材で作られたキャットフードが手に入るようになりました。
しかし、オーガニックな食材を使っているからと言って、安全なキャットフードとは限りません!中には、人工添加物が大量に使われていて危険なものもあります。
そこで当サイトでは、オーガニックキャットフ-ドについて、その安全基準や選び方についてまとめてみました。
そのうえで、本当に安心できるオーガニックキャットフードをランキング形式で紹介していきます!
目次
おすすめのオーガニックキャットフードの選び方!
では初めに、オーガニックキャットフードの選び方についてです。オーガニック=安全と思われがちですが、以下のポイントを抑えているものでないと、本当に安全とは言えません。
専門機関で認証されたオーガニック食材を使っている
そもそもオーガニックとは、一般的に農薬や化学物質を使わずに栽培された食材、またはそのような原料で作られた製品のことを指します。
「有機野菜」「オーガニック化粧品」などと呼ばれるものですね。
でも実は、オーガニックには世界共通の基準がありません。現状は、各国に存在するオーガニック認証機関が、独自で基準を設けて食材や製品を審査しています。
認証機関は世界全体で10団体以上ありますが、アメリカの「USDA」やイギリスの「Soil Association」は基準が厳しいことで有名です。
自称オーガニックではなく、こうした専門機関の審査を突破した食材で作られたキャットフードこそが、真のオーガニックと呼べるでしょう。
人工添加物や穀物を使用していない
オーガニックな食材を使っていても、着色料や保存料などの人工添加物が入っている場合は安全なキャットフードとは言えません。
キャットフードの場合は、食いつきと品質保持のために、以下の添加物がよく使われますが、中には発がん性が確認されたものもあるので注意が必要です!
- 酸化防止剤:空気中の酸素によって起こる食品の劣化を防ぐ物質。特にBHA(ブルチヒドキシアニソール)、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、エトキシキンは危険度大。
- 合成着色料:食品の見た目をよくするために使われる物質。
- 合成香料:風味をよくするために使われる物質。
- 塩化ナトリウム:塩素とナトリウムとが結合してできた物質。塩の主成分。
また、こうした人工添加物と同様に避けたいのが、小麦やトウモロコシなどの穀物です。
穀物は原価が安いので「かさ増し」によるコストダウンによく使われています。しかし、猫は穀物を消化できない体なので、消化不良やアレルギー反応を起こしてしまうのです。
例えオーガニックな穀物を使っていたとしても、そもそも体質的に合わないので穀物不使用のものを選びましょう。
栄養バランスが整っている
オーガニックな食材を使っていても、栄養バランスが整っていなければ猫の健康をサポートすることができません。
猫は元々小動物などを捕まえて生活していたので、獣肉に含まれるタンパク質が最も必要だとされています。
そのほか、関節や被毛の健康を保つために、少量の脂肪、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂ることが大切です。
キャットフードの場合は、タンパク質30%以上、脂肪20%以下の配分が理想的だと言われています。
また、血糖値や腎臓への負担にも配慮して、炭水化物と塩分は控えめなものを選ぶのが正解です!
人気のオーガニックキャットフード13種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある13種類のキャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「オーガニック認証」「添加物・穀物」「栄養バランス」の3つです。
内容の詳細がわかるものに関しては「〇%」と明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | オーガニック認証 | 添加物・穀物 | 栄養バランス |
---|---|---|---|
FORZA10 |
米 |
タンパク質30%未満 |
|
ヤラー |
オランダ、スウェーデン、ノルウェーの3ヵ国からオーガニック認証 |
塩化ナトリウム |
|
RAWZ |
USDA(米農務省)からヒューマングレード認証 |
食塩 |
|
オーブンベイクド |
ビートパルプ |
||
アーテミス |
大麦 |
||
ファインペッツ |
全粒米 |
||
オリジン |
欧州連合(EU)基準クリア、カナダ政府と米国農務省の監査あり |
無添加 |
|
ナチュラルバランス |
アメリカ「USDA」認定 |
玄米、オートミール |
|
ソリッドゴールド |
AAFCO(米国飼料検査官協会)、USDA(米農務省)、FDA(米国食品医務局)の基準に適合 |
玄米・挽割り精製大麦 |
|
クプレラ |
無添加 |
||
アーガイルディッシュ |
オーストラリア「ACO」認定 |
玄米 |
|
オーガニクス |
アメリカ「USDA」認定のオーガニック素材を95%以上使用 |
塩 |
|
ギャザー |
4つの機関からオーガニック認定 |
無添加 |
今回は人気キャットフードの中でも、特に「自然派」「安全」という口コミが多かったものを比較しましたが、実はオーガニック認定を受けていなかったり、添加物が入っていたりと全てが安全とは言えないことがわかりました。
また、オーガニック素材を使っていても穀物が入っているなど、完璧にあと一歩及ばないものが多かったように思います。
ただその一方で、いくつものオーガニック認証機関から認定を受けているなど、原材料の安全性に徹底してこだわっているキャットフードもありました。
では一体、オーガニックで最も安全性の高いキャットフードはどれなのでしょうか?今回の結果をもとに、厳選した5つのキャットフードをランキング形式でまとめてみました!
おすすめのオーガニックキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「オーガニック認証」「添加物・穀物」「栄養バランス」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、栄養バランス、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!
価格 | 1,980円/7,678円/13,200円 |
内容量 | 454g/1.81kg/3.63kg |
100gの価格 | 436円/427円/364円 |
評価 | 4.3 |
価格 | |
内容量 | 340g/1.8kg/5.45kg |
100gの価格 | 421円/355円/243円 |
評価 | 4.2 |
価格 | 3,225円/6,274円/10,499円/19,265円/27,487円/34,762円 |
内容量 | 800g/2kg/4kg/8kg/12kg/16kg |
100gの価格 | 403円/314円/262円/240円/229円/217円 |
評価 | 4.2 |
価格 | 6,380円 |
内容量 | 1.3kg |
100gの価格 | 491円 |
評価 | 4.2 |
価格 | 3,520円/9,350円 |
内容量 | 800g/2.4kg |
100gの価格 | 440円/390円 |
評価 | 3.8 |
オーガニックキャットフードでギャザーがおすすめな理由!
オーガニック素材を使ったキャットフードは何種類もありますが、その中でギャザーをおすすめするのはなぜか、その理由をまとめてみました!
- 原料を収穫する土壌や環境にまでこだわっている。
- 世界的に有名な4つのオーガニック認証機関から認定された素材を使用。
- グレインフリーで消化に優しい。
- 昨今話題の海のスーパーフード「クリル」を配合。
- 遺伝子組み換え原料は不使用。
- 尿路疾患に配慮してベリー類を配合。
今回、口コミで人気のオーガニックキャットフードを比較した結果、当サイトがギャザーを選んだのは、食材からパッケージまで専門機関から認定を受けた正真正銘のオーガニックフードだからです!
自称オーガニックの粗悪な商品もある中で、ギャザーは第3者機関からも認定を受けているから安心できますよね。
もちろん人工添加物は含んでいませんし、穀物や遺伝子組み換え食品も不使用ですから、アレルギーや病気のリスクも抑えられます。
無添加だけでなく食材の安全性までこだわりたいなら、まずはギャザーフリーエーカーキャットを試してみてはいかがでしょうか?
本当に必要な素材しか入っていないので、飼い主さんも安心して与えられますよ!
オーガニックキャットフードと無添加の違いは?どちらの方が安全?
オーガニックと無添加はどちらも安全性を示す言葉として使われますが、実は全く別の意味があると知っていましたか?
- オーガニック:農薬や化学肥料を使わない有機栽培で育てられた原料のこと。
- 無添加:人工添加物が入っていないこと。
オーガニックとは、農薬や化学物質などの危険成分を使わず栽培された原料や、そうした原料から作られた製品のことを指します。
一方で無添加とは「余計なものを加えていない」という意味で使われており、キャットフードでは人工添加物が入っていないことを主に無添加と呼んでいるんですね。
両方満たしているものが最も安全ですが、オーガニックな食材はコストがかかるなどの理由でまだまだ普及が進んでいません。
それでも安全にこだわるのであれば、無添加かつヒューマングレードの素材を使ったものをおすすめします!
オーガニックには及びませんが、人間と同等の食材で作られたキャットフードなら安心です。
オーガニックキャットフードはグレインフリーでないと意味がない!
オーガニックとは無農薬で栽培された安全な食材という意味ですが、例えオーガニックであっても穀物は猫にとって危険です。
猫は本来穀物を食べる習性がない動物なので、小麦やトウモロコシなどの穀物は消化できず、体調不良やアレルギーの原因になります。
玄米や大麦など低アレルゲンの穀物もありますが、そもそも体質的に合わないので穀物不使用はキャットフードの必須条件とも言えるでしょう。
ウェットタイプのオーガニックキャットフードでおすすめは?
ウェットタイプのキャットフードしか食べない猫も多いようですが、当サイトで調査した結果、オーガニックでおすすめできるウェットフードはありませんでした。
実はキャットフードの中でも、ウェットタイプは最も危険と言われていて、安全と言えるものはほとんどありません。
ドライタイプに比べて腐敗が進みやすく、保存料や酸化防止剤がないと腐ってしまいますからね。
本当に安全な食事を与えたいと思っているなら、ドライタイプでオーガニック素材を使ったものを選びましょう。
子猫でも食べられるオーガニックキャットフードは?
愛猫には安全な食事を与えたいものですが、それが子猫なら尚更ですよね。ただ、子猫専用のオーガニックフードはないので、成猫用の中で子猫でも食べられるものがおすすめです。
今回当サイトで紹介したものだと「アーガイルディッシュ」「ヤラー」の2つは、全世代対応なので子猫でも安心して食べられます。
ちなみに、成長期の子猫にはタンパク質が30%以上のものを選ぶのが正解ですよ!
オーガニックかつ無添加のキャットフードならギャザーがおすすめ!
愛猫に「人間と同じぐらい安全な食事を与えたい」「いつまでも長生きしてほしい」と思っているなら、無農薬栽培で安心なオーガニック素材を使ったキャットフードがおすすめです!
とはいえ、オーガニックなら何でも良いという訳ではありません。オーガニックでも添加物が山ほど使われている…なんて矛盾した製品もありますからね。
もしこれまでに、
- オーガニックかつ無添加のキャットフード
- 余計なものが一切使われていないキャットフード
- 素材へのこだわりが感じられるキャットフード
こういったものを探していたのであれば、ぜひギャザーフリーエーカーキャットを試してみてはいかがでしょうか?
素材から安心できるものを選ぶことで、飼い主さんも嬉しい気持ちになれるはずですよ!