猫は7歳を超えたらシニアの仲間入りと言われますが、シニア用キャットフードって沢山種類があってどれが良いのか迷ってしまいますよね。
老猫向けの餌は、関節や体型維持など年齢特有の悩みに対処できますが、中には粗悪成分が含まれていて危険なものもあると知っていましたか?
せっかく餌を替えても、質が悪ければ長生きどころか病気にかかってしまう恐れもあります。いつまでも健康でいて欲しいのに、そんなの嫌ですよね…。
そこで当サイトでは、シニア用キャットフードについて、選び方のポイントや通常の餌との違いについて詳しくまとめてみました。
その結果、本当におすすめできるものだけをランキング形式で紹介していきます!
目次
おすすめのシニア用キャットフードの選び方!
まず初めに、シニア用キャットフードについて選び方の基準を紹介します。
長寿猫が増えている今の時代、シニア用キャットフードの種類は増えていますが、以下の条件を満たすものが本当におすすめできる商品です!
小粒で食べやすい
猫も人間と同様に、年齢と共に噛む力や歯の状態が衰えてきます。そのため、なるべく飲み込みやすい小粒のキャットフードを与えましょう。
何ミリから小粒というルールはありませんが、大体8㎜以下の粒なら老猫でも食べやすいと言えます。
特にペルシャ猫など鼻が低い品種は大粒だと食べづらいので、愛猫に合ったものを選ぶのが正解です。
グレインフリー&無添加で消化に優しい
消化機能が衰えてくる老猫には、消化に悪い原料は禁物です。特に、小麦やトウモロコシなどの穀物(グレイン)や人工添加物は、アレルギーの原因ともなるので注意しましょう。
玄米やオートミールなど、穀物の中でも低アレルゲンのものはありますが、なるべくグレインフリーのキャットフードを与えてあげるのが理想的です。
また、代謝が落ちてきた老猫が添加物を長期間摂りつづけると、体に蓄積して体調に異変が出ることがあります。
さらに、リンやマグネシウムなどのミネラルも、尿路結石を起こしやすくなるのでなるべく控えめのものを選びましょう。
- リン:ミネラルの一種で骨や歯をつくる成分。摂りすぎると結石に繋がる。
- マグネシウム:ミネラルの一種で血圧の維持や神経の興奮を抑える成分。摂りすぎると結石に繋がる。
高タンパク・低脂肪でカロリー控えめ
成猫に比べて運動量が少ない老猫は、カロリーを摂りすぎると太ってしまうため、高タンパク・低脂肪でヘルシーなキャットフードを与えましょう。
カロリーは100gあたり400kcal以内のキャットフードが適しています。
高カロリーのものを少量与えるという方法もありますが、すぐにお腹が空いてしまうので沢山食べても大丈夫なものが良いですね。
また、タンパク質は30%以上、脂肪は20%以内なら老猫でも安心して食べられます。
特にタンパク質は、筋力の衰えを予防するためにも必要なので、質や量にこだわって選びたいところです。
最低でも年1回は動物病院での検査を受けて、愛猫の状態に合わせたキャットフードを与えましょう!
風味豊かで食いつきが良い
老猫には、香りが強めのキャットフードが適しています。
というのも、猫は年齢を重ねると、食いつきが悪くなったり、餌の好き嫌いが激しくなることがあるからです。
人間でも、年を取ると油っぽい物が苦手になると言われますが、それと似たような感じですね。
猫の場合は高齢による嗅覚の衰えが原因なので、食欲を刺激する香りがしっかりついているキャットフードを選んであげましょう。
ただなるべく、肉や魚など天然由来の風味がしっかりついているキャットフードの方が安全です。
シニア猫に人気のキャットフード15種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある15種類のキャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「粒の大きさ」「栄養バランス」「無添加」「風味」です。
各項目について詳細がわかるものは内容を明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | 粒の大きさ | 栄養バランス | 無添加 | 風味 |
---|---|---|---|---|
オリジン キトゥン |
8mm以下 |
406kcal |
無添加 |
香料不使用 |
ファインペッツ |
8mm以下 |
427kcal |
無添加 |
香料不使用 |
モグニャン |
7mm |
379kcal |
無添加 |
香料不使用 |
ジャガー |
8mm以下 |
388kcal |
無添加 |
香料不使用 |
アーテミス |
8mm |
386kcal |
無添加 |
チキンスープ (天然香料) |
テイストオブザワイルド |
5~7mm |
386kcal |
無添加 |
天然香料 |
オリジン 6フィッシュ |
8mm以下 |
406kcal |
無添加 |
香料不使用 |
オーガニクス |
5~7mm |
373kcal |
塩 |
ナチュラルフレーバー |
ブリスミックス |
8mm以下 |
352.9kcal |
無添加 |
チキンスープ (天然風味料) |
アーガイルディッシュ |
7mm |
348kcal |
玄米 |
香料不使用 |
ゴー キャット |
5~7mm |
429kcal |
塩化ナトリウム |
天然香料 (フィッシュ由来) |
アカナ |
1cm前後 |
410kcal |
無添加 |
香料不使用 |
FORZA10 |
7~9mm |
349Kcal |
スイートコーン コーン油 |
香料不使用 |
カナガン チキン |
7mm前後 |
390kcal |
無添加 |
香料不使用 |
カナガン サーモン |
8mm前後 |
390kcal |
無添加 |
香料不使用 |
このように、シニア用キャットフードと言っても、栄養バランスや粒の大きさなど細かな違いがあることがわかりました。
シニアでも食べられるというだけあって、全体的に安全性が高いキャットフードが多いのですが、中には穀物や添加物を含んでいるものもあるので注意が必要です!
また、栄養バランスが良くてもカロリーが高いものは老猫には向きません。肥満の原因にもなるので、なるべく100gあたり400kcal以下のキャットフードがおすすめです。
以上をふまえて、当サイトで比較した結果、本当におすすめできるシニア用キャットフード5つをランキング形式でまとめてみました!
シニア用おすすめキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「粒の大きさ」「栄養バランス」「無添加」「風味」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、栄養バランス、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.6 |
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.5 |
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.5 |
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.4 |
価格 | 8,500円 |
内容量 | 6.35kg |
100gの価格 | 134円 |
評価 | 4.4 |
シニア猫にモグニャンキャットフードがおすすめな理由!
冒頭でお伝えしたように、巷にはシニア用のキャットフードが山ほどあるなかで、なぜモグニャンを最もおすすめするのか?その理由をまとめてみました!
- 直径7mmの柔らかめの小粒で老猫でも食べやすい。
- グレインフリーかつ添加物不使用で消化に優しい。
- 魚由来の風味がしっかりついていて食いつきが良い。
- 高タンパク・低脂肪だから太りにくい。
- 腎機能強化に注目されているクランベリーを配合。
- ジッパー付きだからニオイ移りしない。
シニア用キャットフードは数十種類あるなかで、当サイトがモグニャンをおすすめするのは、体の機能が弱った老猫にも優しく必要な栄養がしっかりと含まれているからです!
モグニャンは「ヒューマングレード」といって、人間が食用として使うレベルと同等の食材を使用しており、猫に有害な魚副産物や人工添加物を一切使用していません。
もちろん香料も不使用ですが、新鮮な白身魚を60%以上も使用しているため、偏食気味の猫や嗅覚の衰えた老猫でも思わず駆け寄ってくるほど風味が豊かです。
また、日本よりもペットフードの基準が厳しいと言われるイギリスで製造されているため、高品質で老猫にも安心して与えることができるでしょう。
年を取っても愛猫にずっと元気でいて欲しいなら、安全で栄養価の高いキャットフードを選ぶのがおすすめです。
数あるキャットフードの中でも、まずはモグニャンから試してみてはいかがでしょうか?少食の老猫でも喜んで食べてくれるはずですよ!
一般的なキャットフードとシニア用の違いは?
巷には「7歳以上の肥満猫用」「11歳以上の高齢猫用」など、シニア専用のキャットフードが売られていますが、一般的なキャットフードとは何が違うのでしょうか?
そこで、シニア用キャットフードに見られる特徴を簡単にまとめてみました!
- カロリー控えめ(100gあたり400kcl以下)
- オメガ3系脂肪酸を含んでいる
- リンやマグネシウムは控えめ
- 関節サポート成分が入っている
- グレインフリーで消化に優しい
- 人工添加物不使用
シニア用キャットフードは、子猫・成猫用に比べてカロリーが控えめでヘルシーなものが大半です。
また、関節の健康と運動能力維持のために、オメガ3系脂肪酸、グルコサミン、コンドロイチンなどが含まれていることもあります。
また、腎機能低下により結石ができやすくなるため、塩分やリン・マグネシウムなどのミネラル分は、一般的なものより少量に抑えるなどの工夫がされています。
ただ残念なことに、市販のシニア用キャットフードは、穀物や添加物などを使用しているものがほとんどです。
せっかく高齢猫に嬉しい成分が入っていても、これでは安全なキャットフードとは言えません。
そのため当サイトでは、シニア用に関わらず老猫でも食べられるほど体に優しいキャットフードをおすすめしています!
子猫から老猫までどんな猫でも食べられるのが、本当に品質の良いキャットフードですからね。
シニア用のキャットフードは何歳から与える?年齢は決まっている?
猫は一般的に7歳を過ぎたらシニア期に突入すると言われています。
ただ個体差があるので、いきなり切り替えるのではなく、7歳~10歳を目安にして徐々にシニア用へとシフトするのが良いでしょう。
また、全世代対応のキャットフードを食べているなら、病気など特別な事情がない限りそのままでも問題ありません。
もし成猫並みに活発な老猫で、キャットフードを切り替えるべきか悩むようなら、健康診断も兼ねて一度動物病院で相談するのがおすすめです。
表面上は元気でも、体のあちこちにガタが来ている恐れもあるので、決して自己判断で解決しないように気を付けてくださいね!
ウェットタイプのシニア用キャットフードでおすすめは?
猫は高齢になると嗅覚が衰えるため、風味が強いウェットタイプの餌しか食べなくなることがあります。
食べてくれないのが一番困るので、ウェットに切り替えたいという気持ちもわかりますが、実はウェットタイプのキャットフードは大半が老猫に対応していません。
そもそもウェットタイプは、嗜好性が高くどちらかというとおやつに近いようなものが多いのです。
食いつきを重視するあまり栄養は偏りがちなので、老猫の健康を考えるなら避けた方が良いでしょう。
どうしてもウェットしか食べられない猫には、ドライタイプをぬるま湯でふやかしたあと、レンジで温めて風味を出すことで代用できますよ!
シニア猫がキャットフードを食べない時の対処法は?
それでも餌を食べてくれない…という場合は、餌を砕いて小さくしたり、ウェットタイプの餌や猫用のふりかけなどを少量混ぜたりするのがおすすめです。
自宅にあるものなら、火を通した肉や魚を混ぜても構いません。
また、餌に問題はなくても、環境が原因で食べなくなることもあるので、食器の高さや置き場所を調整して様子を見ましょう。
そもそも食べるという行為が難しい猫には、ふやかしたフードをペースト状にしてシリンジ(注射器のような器具)使って与えるという方法もあります。
シニア猫には手作りのキャットフードの方が良いって本当?
愛猫に少しでも長生きしてほしい!そんな思いで、無添加で安全な手作りの餌を与えている飼い主さんも沢山いるようです。
確かに既製品とは違って、食材選びや調理まで自分で行うので安全性という意味では手作りに勝るものはありませんよね。
しかし、毎日繰り返すとなるとやはり手間がかかるうえに、カロリー計算や栄養管理は素人にはなかなか難しいものです。
愛するがゆえの手作りでも、実は栄養が不足しているなんてことも…。
そのため当サイトでは、手作りよりも高品質なキャットフードを与えるのが老猫の健康管理に適していると考えています。
手作りが悪い訳ではありませんが、栄養バランスという意味ではキャットフードが最適です。
食欲不振や偏食気味のシニア猫にはモグニャンがおすすめ!
「愛猫にずっと元気で長生きしてもらいたい」「老体に優しいキャットフードを与えたい」と思っているなら、安全で栄養バランスが整ったキャットフードがおすすめです!
とは言え、シニア用と書かれていればどれでも良い訳ではありません。関節や腎機能をサポートする成分が入っていても、実は穀物や添加物が含まれていて体に負担がかかることもあるのです。
だからこそ、シニア用キャットフードは人間が食べられるほど安全なものを選びましょう!
もしこれまでに、
- 食いつきの良いキャットフード
- 老猫にも安心して与えられるキャットフード
- 体重管理ができるキャットフード
- 消化に優しいキャットフード
- 少量でも栄養が摂れるキャットフード
こういったものを探していたのであれば、ぜひ一度モグニャンを試してみてはいかがでしょうか?
これまで、愛猫の偏食に悩まされていた飼い主さんも、ガツガツした食べっぷりに嬉しくなるはずですよ!