猫の目やには体から出る老廃物のひとつで、食生活によっても量や質が変化します。でも、目やに予防専用のキャットフードは売っていないので困ってしまいますよね…。
しかし、目やに専用ではなくて安全で低アレルゲンなものを選べば、ちゃんと猫の健康をサポートすることができます。
そこで今回は、目やに・涙やけ予防におすすめのキャットフードの選び方についてまとめてみました!そのうえで、厳選した5つのキャットフードをランキング形式で紹介していきます!
目次
目やに・涙やけ予防におすすめのキャットフードの選び方!
では最初に、目やに・涙やけ予防におすすめのキャットフードの選び方についてです。
目やには新陳代謝によって体から出る老廃物なので、当然食事の内容も涙の質に関わってきますから次のポイントを満たすフードを選びましょう。
低アレルゲンの良質なタンパク質が主原料
猫が目やにを出すのはごく自然なことですが、花粉症やハウスダスト、食べ物に対するアレルギー反応により涙の量が増えると結果的に目やにが多くなることがあります。
特に以下の食材は、猫がアレルギーを起こしやすいと言われているので気をつけましょう。
なるべくこうした食材は使わず、鶏肉や鹿肉、魚などの良質なタンパク質がたっぷり含まれているキャットフードが理想的です。
ただ、生まれつき食物アレルギーがある猫や、同じ食材を食べ続けることでアレルギーを起こす猫もいます。
そのため、餌を切り替えた途端に目やにが多くなったら、別の食材を使ったキャットフードに変えましょう。
グレインフリーで消化に優しい。
元々肉食動物である猫は、小麦や大麦など植物性タンパク質を含む穀物の消化が得意ではありません。
特に、小麦やトウモロコシに含まれる「グルテン」というタンパク質は、猫がアレルギーを起こしやすいと言われています。
しかし巷には、肉や魚の代わりに原価の安い穀物を使ったキャットフードが多く売られているので注意が必要です!
目やにが気になる猫には、穀物不使用(グレインフリー)で消化に優しいキャットフードを与えましょう。
危険な添加物を含んでいない。(無添加)
猫が目やにを出す理由は、新陳代謝によるものや目の異常など様々ですが、餌やおやつに含まれる添加物も原因のひとつです。
特に香料や保存料といった人工添加物は、自然の食材とは違って消化吸収が良くないので老廃物として目やにの元になります。
また、添加物は目やにだけでなく様々な病気の原因にもなるため、なるべく無添加のキャットフードを選びましょう!
目やに・涙やけ予防に人気のキャットフード15種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある15種類のキャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「主原料」「穀物」「添加物」の3つです。
メイン食材がどれくらい使われているか分かるものに対しては「〇%」と明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | 主原料 | 穀物 | 添加物 |
---|---|---|---|
アーガイルディッシュ |
カンガルー肉、ラム肉、オーストラリアンマッカレル(サワラ)、テイラー(アミキリ) | 玄米 |
無添加 |
アーテミス |
フレッシュチキン、ドライチキン | 大麦、米糠 |
無添加 |
モグニャン |
白身魚 | 無添加 |
無添加 |
アディクション |
ドライ鹿肉 | 無添加 |
無添加 |
アボダーム |
サーモン、乾燥チキン | 無添加 |
無添加 |
ウェルネス |
骨抜きチキン、チキンミール | 無添加 |
酸化防止剤 |
オリジン |
新鮮丸ごとサーモン(14%)、新鮮丸ごとニシン(12%)、乾燥サーモン(12%)、乾燥ニシン(12%)、乾燥タラ(12%)、新鮮丸ごとカレイ(3%)、新鮮骨なしウォールアイ(3%)、新鮮骨なしノーザンパイク(3%)、新鮮骨なしレイク・ホワイトフィッシュ(3%) | 無添加 |
無添加 |
カナガン チキン |
乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25% | 無添加 |
無添加 |
サイエンスダイエット |
トリ肉(チキン、ターキー) | トウモロコシ、米、小麦 |
酸化防止剤 |
ジャガー |
チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉、生サーモン、生マス | 無添加 |
無添加 |
カナガン サーモン |
骨抜き生サーモン(31%)、サツマイモ、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%) | 無添加 |
無添加 |
ニュートロ |
ダック生肉、乾燥チキン | 無添加 |
酸化防止剤 |
ハッピーキャット |
チキンミール(29.5%)、ポテト(16%)、ポテトフレーク(16%)、ポテトプロテイン(11%)、家禽脂、海水魚のフィッシュミール(7%) | 無添加 |
酸化防止剤 |
ピュリナワン |
ターキー、米、コーングルテンミール、チキンミール | 米、大豆、小麦 |
酸化防止剤 |
ファインペッツ |
アヒル肉、ニシン | 全粒米 |
無添加 |
今回口コミで人気のキャットフード15種類を比較しましたが、やはり人気商品ということもあり穀物・添加物フリーで安全なものがほとんどでした。
ただ、サイエンスダイエットやピュリナワンは、消化に悪い穀物や添加物が使われているので目やに対策にはおすすめできません。
また「チキンミール」など純粋な肉ではなく骨や血液、羽など副産物を含んでいるものも、新鮮とは言えないのでなるべく避けた方がいいでしょう。
では一体、この中で最も目やに予防におすすめできるキャットフードはどれなのでしょうか?結果をもとに、厳選した5つのキャットフードをランキングにまとめてみました!
目やに・涙やけ予防におすすめキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「主原料」「穀物」「添加物」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、栄養バランス、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.6 |
価格 |
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内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.5 |
価格 |
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内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.5 |
価格 |
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内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.4 |
価格 | 1,119円/3,573円 |
内容量 | 300g/1.2kg |
100gの価格 | 373円/298円 |
評価 | 4.3 |
目やに・涙やけ予防にモグニャンキャットフードがおすすめな理由!
数あるキャットフードの中で、当サイトはなぜモグニャンを最もおすすめするのか?その理由を簡単にまとめてみました!
- グレインフリーで食物アレルギーに配慮されている。
- 白身魚65%と高タンパク・低脂質で消化に優しい。
- サーモンオイル由来のオメガ3脂肪酸が皮膚や粘膜の健康を助ける。
- 子猫からシニア猫まで全年齢用で使いやすい。
- 人工添加物不使用で毎日与えても安全。
- 医学会のアンケートでは獣医師の92%から「使い続けたい」と支持されている。
当サイトがモグニャンをおすすめする理由は色々ありますが、一番は目やにの原因となる食物アレルギーに配慮されているところです。
モグニャンは原価の安い穀物でかさ増しをせず、新鮮な白身魚と野菜をたっぷり使用しています。だから消化にも良く、老廃物となるようなものが含まれていないんですね。
また、目やには子猫からシニア猫まで一生に渡る悩みですから、全年齢対応というのも使いやすいポイントです!
もし目やに予防のキャットフードで迷っているなら、まずはモグニャンを試してみてはいかがでしょうか?無添加で安全なので、目やにだけでなく猫の健康を幅広くサポートしてくれますよ!
そもそも猫が目やにを出すのは正常?原因や考えられる病気は?
そもそも猫の目やにの正体は、新陳代謝により古くなった細胞、つまり老廃物が涙と混じったものです。茶色~茶褐色のような色の目やにが少し出るくらいなら何の心配もありません。
ただ、目やにの色や量に異常があれば次のような病気が隠れている可能性があります。
- 結膜炎・角膜炎
- 白内障
- 流涙症
- 眼瞼内反症
- 目の傷
- アレルギー
- 猫風邪
- 猫エイズ
目やにの色や片目か両目かによっても原因は変わってきますが、基本的に黄色~緑色の目やになら感染症、透明でサラサラした目やにならアレルギー、片目の目やには目の傷である可能性が高いでしょう。
特に多頭飼いの場合は、他の猫に病気がうつったり、喧嘩により傷が悪化したりと様々なリスクがあるので、早めに病院で診てもらってくださいね!
キャットフードを切り替えてから猫が目やにを出すようになった場合の対処法!
キャットフードを切り替えた途端に目やにが出るようになったら、新しいキャットフードとの相性が良くないのかもしれません。
ですが、体質によっては餌を切り替えるとお腹が緩くなるなど何らかの症状が出る猫もいるので、気になる症状が目やにだけなら2~3日様子を見てみましょう。
ただし、目やにのほかに下痢や血便、嘔吐などの症状が出ていれば、食物アレルギーや長時間餌を放置したことによる食あたりが考えられます。
どちらにせよ病院での原因特定が必要なので、獣医師の診察を受けましょう。
キャットフード以外で猫の目やに・涙やけを予防する方法!
猫の目やにの原因は、大きく分けると「目の異常」「アレルギー」「感染症(猫風邪や猫エイズ)」の3つに分けられます。
そのうち、キャットフードの予防効果が高いのは食物アレルギーによる目やにだけです。
もちろん健康な体を作るためにはバランスの良い食事も必要ですが、+αとして次のケアを取り入れてみましょう。
- 目やにシートやローションでの拭き取り。
- サプリメントを与える。
+αで取り入れたい猫の目やに予防策①:目やにシートやローションでの拭き取り。
目やにを放置すると「涙やけ」といって目頭の辺りに黒く跡が残ってしまうので、専用のシートやローションを使ってその都度ふき取ってあげましょう。
涙やけ防止に効果的ですが、目の周辺に異物(目やに)があると涙の量も増えるので、目の周りを綺麗にすると結果的に目やにの予防にもなります。
常に目の周りを綺麗な状態にしておけば、結膜炎など感染症の予防にも効果的ですよ!
+αで取り入れたい猫の目やに予防策②:サプリメントを与える。
目やに予防には猫用のサプリメントを与えるという方法もあります。
最近ではサプリメントの種類も増えてきましたが、目やに予防には必須アミノ酸「L-リジン」や、抗酸化作用のある「クランベリー」のサプリメントがおすすめです!
L-リジンは肉や魚に含まれる必須アミノ酸のひとつで、代謝に関わる肝機能をサポートして体の抵抗力を高める働きがあります。
一方クランベリーは、泌尿器系の健康ケアとして知られていますが、強い抗酸化作用があるので免疫力アップも期待できるでしょう。
薬のような強い効果はなく個人差もありますが、ふき取りケアと合わせて行えば目やに予防にもなりますよ!
猫の目やに・涙やけ予防のキャットフードならモグニャンがおすすめ!
愛猫の目やに・涙やけを予防するには、低アレルゲンで穀物不使用のキャットフードがおすすめです!
しかし巷には、原価を下げるために食物アレルギーを度外視した粗悪なキャットフードもあるので、原材料には十分注意しましょう。
もしこれまでに、
- グレインフリーで消化に優しいキャットフード
- 穀物不使用で低アレルゲンなキャットフード
- 高タンパクで栄養価の高いキャットフード
こういったキャットフードを探していたのであれば、モグニャンを試してみてはいかがでしょうか?
子猫からシニア猫まで全年齢対応なので、全ての猫の目やにの悩みにしっかり応えてくれますよ!