猫の食事と言えば「カリカリ」と呼ばれるドライタイプのキャットフードが主流ですよね。しかし、巷にはドライフードだけで100種類以上もあって、選ぶだけでも一苦労です。
また、人気のキャットフードだからと言って全てが安全とは限りません!実は添加物など危険なものが大量に使われていて、猫の健康を脅かすようなものもあります。
そこで当サイトでは、ドライフードの選び方や、ウェットタイプとの違いについてまとめてみました。
そのうえで、本当に安心できるおすすめのドライフードをランキング形式で紹介したいと思います!
目次
おすすめのドライキャットフードの選び方!
まず始めに、ドライキャットフードの選び方についてです。ドライフードはかなりの種類がありますが、以下の条件を満たしているものだけが本当に安全なキャットフードだと言えます。
栄養バランスが整っている
- タンパク質が30%以上、脂質は20%以下
- 肉や魚が原材料の50%以上を占めている
- 100gあたり400kcal未満
- 炭水化物控えめ
- ビタミンやミネラルが適量含まれている
良いキャットフードの基本は、猫に必要な栄養がしっかりと含まれているかどうかで決まります。いわゆる「総合栄養食」と呼ばれるものですね。
猫は本来、小動物などを食べる肉食動物なので、肉や魚などの動物性タンパク質がたっぷり含まれているキャットフードが理想的です。
また、肉類の割合が多いと風味がしっかり付いていて食いつきも良くなります。
そのほか、健康サポート成分としてビタミン、ミネラル、少量の脂質がバランス良く含まれていると尚良いでしょう。
また、室内飼いの場合は100gあたり400kcal未満のエネルギーが妥当です。それ以上になると、運動量を増やさなければ太りやすくなるので注意してくださいね!
穀物不使用(グレインフリー)で消化に優しい
キャットフードは、小麦やトウモロコシなどの穀物(グレイン)を一切含まないものをおすすめします。
穀物には、猫の胃腸では消化できない「グルテン」というタンパク質を含んでおり、毎日食べ続けると胃腸の調子が悪くなったり、アレルギーを起こしたりする危険性があるからです。
玄米やオートミールなど低アレルゲンの穀物もありますが、穀物自体が体質的に猫に合わない原料ですからグレインフリーのものを選びましょう。
添加物や危険な原料を含んでいない
手作りの食事と違って、キャットフードのように日持ちするような食品には保存料などの添加物が使われることがあります。
こうした添加物は、本来猫にとって不要であるうえに、長期間の摂取により病気やアレルギーなど体調に異変が起こることもあるので注意が必要です!
また、キャットフードは世界共通の安全基準がないため、中には人間が食べられないような廃棄寸前の肉や魚を原料に使用しているメーカーもいます。
だからなるべく、人の食材と同等の水準(ヒューマングレード)の原料を使用したキャットフードを選びましょう。
ミートミール、獣脂ミール、チキンエキス、フィッシュエキス、ツナエキス、コーングルテンミール、魚副産物、肉副産物、肉粉、肉骨粉、魚粉、増粘多糖類、発光剤、調味料など
口コミで人気のドライキャットフード15種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある15種類のキャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「原材料の安全性」「穀物の有無」「栄養バランス」の3つです。
詳細が分かるものに対しては「〇%」と明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | 原材料の安全性 | 穀物の有無 | 栄養バランス |
---|---|---|---|
ジウィピーク |
安全 |
不使用 |
脂質35%以上 |
アーガイルディッシュ |
安全 |
玄米 |
|
モグニャン |
ヒューマングレード |
不使用 |
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ナウフレッシュ |
塩化ナトリウム |
不使用 |
|
カナガン サーモン |
ヒューマングレード |
不使用 |
|
ねこはぐ |
ヒューマングレード |
不使用 |
タンパク質30%以下 |
カナガン チキン |
ヒューマングレード |
不使用 |
|
オリジン |
ヒューマングレード |
不使用 |
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オーガニクス |
塩 |
不使用 |
|
ジャガー |
ヒューマングレード |
不使用 |
|
ナチュラルバランス |
チキンミール、サーモンミール、ダックミール、塩 |
玄米、オート麦 |
|
アーテミス |
ヒューマングレード |
大麦 |
脂質20%以上 |
ファインペッツ |
ヒューマングレード |
全粒米 |
|
ナチュラルチョイス アダルトダック |
ビートパルプ |
不使用 |
|
ナチュラルチョイス アダルトサーモン |
ビートパルプ |
不使用 |
口コミで人気のドライキャットフードでも、こうして比較してみると実は添加物や危険な原料が入っているものが沢山ありました。人気商品=安全という訳ではないんですね…。
特に「○○ミール」と呼ばれる肉類を使ったものは論外です!肉身以外にも血液、くちばし、内臓、骨など、通常は廃棄する部位を含んでいて決して安全とは言えません。
このようにキャットフードの品質にはバラつきがあり、愛猫の健康は飼い主さんの手に委ねられています。
本当に安全なドライキャットフードは一体どれなのか?ランキング形式で紹介していきたいと思います。
おすすめのドライキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「原材料の安全性」「穀物の有無」「栄養バランス」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.6 |
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.5 |
価格 |
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内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.5 |
価格 |
|
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.4 |
価格 | 1,430円/6,380円/13,200円 |
内容量 | 340g/1.8kg/5.45kg |
100gの価格 | 421円/355円/243円 |
評価 | 4.2 |
ドライキャットフードにモグニャンがおすすめな理由!
巷にはドライキャットフードだけで何百種類とありますが、その中でなぜモグニャンをおすすめするのか、その理由をまとめてみました!
- 新鮮な白身魚を65%も配合していて動物性タンパク質が豊富。
- 穀物や添加物など危険な原料を使用していない。
- 子猫から高齢猫ま全ライフステージに対応している。
- 魚の風味が豊かで香料不使用でも食いつきが良い。
- メーカーによる調査で獣医師25名中92%が継続したいと回答。
- ジッパー付きだから新鮮な状態で保管できる。
- 7㎜の柔らかい小粒でどんな猫でも食べやすい。
100種類以上あるドライキャットフードの中で、当サイトがモグニャンをおすすめする理由は、安全な原料だけを使用しており全世代の猫にとって理想的な栄養バランスだからです!
モグニャンはメイン食材として、赤ちゃんの離乳食にも使われるほど新鮮な白身魚を使用しています。
その他にも、サツマイモやカボチャなど自然由来の食物繊維やポリフェノールを豊富に含んだ総合栄養食です。
それに、穀物や添加物など危険な成分は含まないので、例え10年、20年と毎日食べ続けても安心なキャットフードだと言えるでしょう。
また、1粒1粒にしっかりと風味がついているので「これまでドライフードを食べてくれなかった」「他のドライフードから切り替える」という猫ちゃんにもおすすめです!
愛猫には人間と同じぐらい安全な食事を与えたいと願っているなら、まずはモグニャンを試してみてはいかがですか?
これまでにない食いつきの良さに、飼い主さんも安心できるはずですよ!
目的別おすすめドライキャットフード紹介!
こちらでは、どんなドライキャットフードを選べば良いのか、一般的な知識をお伝えしてきましたが、猫の年齢や体重、噛む力など条件が変われば選び方も異なります。
そこで、通常の選び方に加えて目的別で異なるポイントやおすすめ商品をまとめてみました!
高齢猫(シニア)向けのドライキャットフード
猫は一般的に、7歳を過ぎた頃からシニア世代と言われています。猫も人間と同じで、年を取れば内臓が老化弱ってくるので、消化に良い食材が使われているものを選びましょう。
また、猫に多い尿路結石などのリスクを抑えるにはリンやマグネシウムなどのミネラルが控えめで、100gあたり400kcal未満のものが理想的です。
さらに、高齢になると噛む力や嗅覚が衰えてきますが、小粒で食べやすく風味が豊かなものだと食欲を刺激することができます。
ダイエットにおすすめのドライキャットフード
太りやすい猫や減量中の猫には、脂肪の元になる脂質控えめで低カロリーのものを選びましょう。また、運動量が少ない猫には炭水化物などのエネルギー源が少ないものが適しています。
食物繊維は猫に必要な栄養素ですが、あまりに多いと消化吸収を悪くして便秘の原因にもなります。
多頭飼い向けの大袋・大容量ドライキャットフード
多頭飼いの場合は、毎日与える餌の量が通常の倍以上になるので、大容量または定期購入できるキャットフードが便利です。
また、子猫や老猫が同居している場合、猫によって餌を替えるのに手間がかかるので、なるべく全世代対応のものが良いでしょう。
さらに、多頭飼いではコスパの良さも重要です。100gあたり300円未満ぐらいで、定期購入やまとめ買いで安くなる商品だとお得に続けられます。
粒が柔らかいドライキャットフード
モグニャン、オリジン
当サイトでは実際に商品を購入して、粒の大きさや硬さを調査していますが、モグニャンとオリジンは比較的柔らかめの小粒でした。
反対に、カナガンの粒は硬めなので、噛む力が弱い猫は避けた方が良いでしょう。
ドライキャットフードの開封後の保存方法や賞味期限は?冷凍庫と冷蔵庫どちらが正しい?
ドライタイプのキャットフードは、缶詰と違って大袋タイプが多いので、正しい方法で保管しないと酸化して品質が落ちてしまうことがあります。
そうならないためには、以下のポイントに気を付けましょう!
- 開封後は常温 or 冷凍庫で保管
- 直射日光が当たる場所、湿度の高い場所、温度変化の激しい場所は避ける
- 袋の口をクリップなどで止める or ジップロックや真空パックで小分けして保管
ドライキャットフードは常温もしくは冷凍庫で保管するのが正解です。結露ができてカビが生える恐れがあるので、冷蔵庫での保管は避けましょう。
また、常温の場合は直射日光や湿度の高い場所を避けて、いわゆる「冷暗所」と呼ばれるような場所が適しています。
そしてなるべく酸素に触れないように、毎回空気を抜いて袋の口をクリップで止めたり、開封後すぐにジップロックや真空パックに小分けしておけば酸化を防ぐことができます。
キャットフードのドライとウェットの違いは?
キャットフードには「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」のものがありますが、何が違うのか、どちらを与えるべきか悩む飼い主さんも多いようです。
同じキャットフードでも中身は全く異なる両者ですが、基本的にはドライフードが主食、ウェットフードが副食と考えられています。
つまり、毎食食べるべきはドライフードで、ウェットフードはあくまでも補助的な役割ということです。
というのも、ウェットフードは水分量が多いので、ドライフードに比べて腐りやすいというデメリットがあります。そのため、保存料や添加物が大量に使われていることが多いのです!
しかも、食いつき重視で栄養は二の次という商品が多く、ウェットばかり食べていると栄養が偏ってしまいます。人間で言うと、毎日おやつしか食べないようなものですからね…。
ドライフードへの切り替えを検討中なら、ウェットフードに劣らないぐらい風味がしっかりついたものを選ぶのがおすすめですよ!
ドライキャットフードを食べない時の対処法は?ウェットを混ぜるのはあり?
猫はグルメなうえに神経質ですから、餌を替えると全く食べてくれなくて困ることがありますよね。そんな時はどうすればいいのでしょうか?対処法をまとめてみました。
- ウェットフードや加熱した肉や魚を少量混ぜてみる
- ドライフードをレンジでチンして与える
- 粒を砕いて小さくしてみる
- 風味がしっかり付いた別のドライフードに替えてみる
新しい餌を食べてくれない時は、以前与えていたウェットフードを少量混ぜて与えてみましょう。
ウェットフードは、家にある人間用の肉や魚でも代用できます。徐々に混ぜる量を減らしていけば、ドライのみでも食べられるようになることがあります。
また、ドライフードをレンジでチンしたり、粒を砕いて細かくするという方法もあります。
風味が豊かになって、今までのは何だったんだろう?というぐらいガツガツ食べてくれることもあるのでおすすめです!
それでもダメな場合は、モグニャンのように風味が強いものに切り替えるなど、気長に愛猫の好みを探ってあげてくださいね!
市販の格安ドライキャットフードは安全とは程遠い!
商品名 | 危険な原料 |
---|---|
シシア ドライフード アダルトチキン |
米、大麦、コーングルテン、乾燥ビートパルプ |
カークランドシグネチャー キャットフード ドライメンテナンス |
チキンミール、玄米、白米、鶏脂 |
銀のスプーン®贅沢うまみ仕立て お魚のうまみたっぷりの贅沢うまみ仕立て |
穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス)、動物性油脂、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、かつお節、まぐろミール、かつおミール、白身魚ミール、乾燥シラス)、調味料、着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号) |
シーバ® デュオ® |
肉類(チキンミール、家禽ミール、牛・羊副産物、チキンエキス、ささみエキス等)、穀類(とうもろこし、米、小麦等)、魚介類(まぐろエキス、ずわいがにエキス、たいエキス、ほたてエキス等)着色料(カラメル、青2、赤102、黄4)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)) |
CO・OP キャットフードドライ |
大豆ミール、とうもろこし、コーングルテンミール、魚介類(フィッシュミール、まぐろエキス、かつおエキス)、保存料(プロピオン酸、プロピオン酸アンモニウム) |
猫に安全な食事を与えたいと思っていても「そこそこ安全なら市販のキャットフードでも十分じゃないか?」と妥協してしまう飼い主さんも多いですよね。
実際に私も数年前までは同じ考えだったので、その気持ちがよくわかります。
しかし、市販のキャットフードは、コストコ、COOP、ユニ・チャームなど、有名企業の商品でもこの通り粗悪な原料が沢山使われているのです。
特に赤字で示した成分は、長期間の摂取によりアレルギーや病気を発症する原因にもなりかねません。
将来愛猫が病気になった時に「あの時安全な食事を与えていたら…」なんて思いたくないですよね。
なので当サイトでは、多少割高であっても本当に安心して猫に与えられるキャットフードをおすすめしています!自分が口にするものと思って選びたいですね。
安全で食いつきの良いドライキャットフードはモグニャンがおすすめ!
愛猫の健康維持には、栄養バランスが整ったドライタイプのキャットフードがおすすめです。
とはいえ、ドライフードなら何でも良いという訳ではありません。ドライタイプでもピンからキリまであって、中には体に悪い穀物や添加物が含まれているものもありますからね。
もしこれまでに、
- 食いつきの良いドライキャットフード
- 安心して与えられるドライキャットフード
- 栄養バランスの良いドライキャットフード
こういったものを探していたのであれば、ぜひ一度モグニャンを試してみてはいかがでしょうか?
ウェットタイプしか食べなかった猫ちゃんでも、魚由来のいい匂いに食欲がそそられるはずですよ!