2026年7月1日、中国メディア・観察者網は、中国市場において中国の自動車ブランドが技術力と開発スピードを武器に台頭し、シェアで欧米メーカーを逆転したと報じた。
記事は、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの6月30日付報道を引用。
そして、独フォルクスワーゲンのシェアが2015年の14.7%から2025年には9.7%に低下したことを指摘。同社の中国事業利益がピーク時の約50億ドル(約8100億円)から、今年は2億2800万ドル(約370億円)~6億8400万ドル(約1100億円)程度にまで大幅に減少する見込みであり、同社が世界全体で数万人規模の人員削減を計画しているとした。
また、米国ブランドのシェアも14年の12%から昨年は5%にまで落ち込んだと伝えている。
記事は、中国ブランドが充実した装備や高度なスマート化技術、競争力のある価格を武器に新車販売の約3分の2を占めているとし、外資メーカーは電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車の市場からほぼ追い出されたと主張。外資が約半分のシェアを維持するガソリン車市場は縮小傾向にあるとした。
さらに、中国ブランドは欧州市場などで販売シェアを拡大させ、輸出を新たな成長の柱としていることにも触れた。
記事は、コンサルティング会社・アリックスパートナーズのダイアー共同代表が「中国メーカーは通常3年で主要モデルを刷新するのに対し、伝統的な欧米メーカーの更新サイクルは通常5年を要する」と述べ、開発スピードの差が明暗を分ける大きな要因になっているとの見方を示したことを伝えた。(編集・翻訳/川尻)











