強い台風9号(バービー)が中国に接近していることを受け、中国南東部の福建省、東部の上海市や山東省など多くの地域で漁船の帰港や漁業関係者の避難、船舶と港湾施設の補強、リスクの点検と排除が行われています。

福建省寧徳市は海域面積が広く、海上養殖場の面積も広くて海上作業員が多く、しかも分散して存在しています。

寧徳市は7月9日午後5時に、台風9号へのIII級の緊急対応に着手し、養殖いかだにいた1万1700人余りを段階的に陸上へと避難させました。10日正午までには海上にいたすべての作業員の避難が完了し、小型の漁船なども風を避けるために安全な水域に避難しました。

上海の鉄道部門は事前対策案に基づき、鉄道運営や地方の応急管理など多くの部門と連携して、災害への予防的対応を共同で展開しています。9日からは鉄道駅、線路、橋梁、排水用暗渠、低地、川沿いの洪水防止拠点など台風の影響を受けやすい重点地域に対してじゅうたん式のリスク点検を行っています。

山東省付近の海域を経由して南へ航行する予定だった200隻以上の商船が台風のもたらす風に備えて、山東半島南東部の海域に停泊しています。海事部門はスマート海事システムを通じて、停泊中の船舶に対して事故を防ぐために錨の間隔を空けるよう注意を促しています。また専門の救助船、巡視艇、緊急タグボートが待機しているとのことです。(提供/CGTN Japanese)

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