サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会に出場した中国人審判の馬寧(マー・ニン)氏が動画を投稿して大会に別れを告げた。中国メディアの観察者網が伝えた。

報道によると、国際サッカー連盟(FIFA)は12日、W杯北中米大会の残りの試合を担当する審判員リストを確定し、その中に中国人審判は含まれていないことが判明した。

馬氏は動画で、「学校からW杯、青春時代の未熟さから落ち着きと自信を備えた現在まで、私は20年をかけて努力を続けることの意味を証明してきた。(現在)47歳、多くの人は遅すぎたと言うが、私は常に信念さえあれば不可能を可能に変えられると信じている」と語った。

また、「特に感謝したいのは家族」とし、「陰ながら支えてくれたからこそ、前に進む力を得ることができ、夢を追いかける道のりで、揺るぎなく恐れずに歩むことができた」とした。

さらに、「サッカーファンの皆さんにも感謝したい。『カードマスター』とからかわれていた頃から、私の審判としての能力を認めてもらえるようになるまで、皆さんの理性的な姿勢と寛容さがあったからこそ、中国サッカーの最も素晴らしい一面を見ることができた。皆さんは審判という仕事の価値を本当に理解してくれている」と語った。

馬氏は、「W杯で笛を吹く機会はいったん終わりを迎えたが、私の中国サッカーへの愛情が止まることはない。中国サッカーが必要とする限り、私は必ず全力を尽くす。自分の経験によって、より多くの若者が審判という仕事に取り組むようになってほしいし、多くの審判員がバトンを受け継ぎ、W杯の舞台でさらに高く、遠くまで進んでいくことを期待している」と述べた。

観察者網の記事は、エクアドル対キュラソーの試合で主審を担当した馬氏が6枚のイエローカードを提示したことに触れ、当時SNSでは「馬寧が選手たちに囲まれる」「馬寧が1分間に2枚のイエローカード提示」などが相次いでホットワードになったことを振り返った。

なお、頻繁にカードを提示することから中国で「カードマスター」と呼ばれる馬氏は、決勝トーナメントのドイツ対パラグアイの試合で第4審判を務めた際にも、ベンチのスタッフらに違反行為があったとして主審にイエローカードを出すよう求めたことでも話題になった。

(翻訳・編集/北田)

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