中国国家統計局がこのほど発表した報告書によりますと、「グリーン製品」が対外貿易発展の新たな看板となり、2025年の中国の電気自動車(EV)、リチウムイオン電池、太陽光発電製品など「新三様」の輸出規模は1兆2800億元(約30兆7000億円)に達し、2020年比で3.5倍に増加しました。
近年、政策の誘導と市場の需要に後押しされ、中国のグリーン・低炭素産業は急速に発展しています。
輸出先上位10カ国の規模を見ると、米国が長期にわたり最大の輸出先となっており、米国向けのグリーン製品輸出額は2016年の210億ドル(約3兆4000億円)から2025年には350億ドル(約5兆7000億円)に増加しました。ドイツは2024年以降、韓国を抜いて中国にとって第2位の輸出先となっています。伸び率で見ると、新興国市場の拡大が顕著です。
貿易総量については、2018年以降、中国は初めて米国を抜き、EUに次ぐ世界第2位のグリーン製品貿易国となりました。中国のグリーン製品貿易額は2016年の2120億2000万ドル(約34兆4000億円)から2025年には4846億4000万ドル(約78兆7000億円)へと、10年間で128.6%増加しました。2025年の中国のグリーン製品貿易規模は世界全体の13.8%を占めています。
国際機関の予測によりますと、2030年までにEV、太陽光、風力などの製品および技術の世界市場規模は、2025年比5倍の2兆1000億ドル(約340兆9980億円)に達する見通しです。専門家は、今後世界のエネルギー転換が加速し、特に米国とイランの対立を受けた各国の新エネルギー需要の増加により、中国のグリーン製品はさらに大きな国際市場を獲得する見込みであると指摘しています。
一方で、環境規制を理由とする貿易障壁や重要鉱物のサプライチェーンなどのリスクも高まっています。中国は海外市場の多角化をさらに進め、グリーン貿易の基準を整備し、関連支援体制を強化すべきだとしています。











