香港メディアの香港01は21日、北海道でレンタカー旅行をしていた香港人が相次ぎ事故を起こしたことについて、在日香港人から「経験不足」との指摘が出ていると伝えた。
記事は、「日本は香港人に人気の旅行先であり、レンタカーを借りてドライブ旅行をする人も少なくない」と説明しつつ、今月16~20日の5日間に北海道で香港人旅行者によるレンタカー事故が2件発生したことを伝えた。
16日の事故では、香港からの観光客5人が乗った車がJR富良野線の踏切内で立ち往生し、走行してきた普通列車と衝突した。5人のうち1人は香港警察・東九龍交通部に所属する警察官だった。一行は一家4人とその友人で、5人はいずれも軽傷だった。
20日の事故では、香港人一家4人が乗ったレンタカーが富良野市の国道38号で対向車線にはみ出し、対向車と正面衝突した。この事故で、助手席に乗っていた53歳の香港人女性が死亡したほか、対向車の20代の日本人2人も負傷して病院へ搬送された。
この2件以外にも、日本ではたびたび香港人によるレンタカー事故が発生している。記事はその背景として「現地(日本)の運転環境や道路状況を甘く見ていることがある」と指摘。ネット上では「北海道では速度超過をしても問題ない」「ペーパードライバーは北海道で運転を練習すればいい」との誤った言説まで広がっているという。
記事は、「北海道は人口が少なく、郊外では1時間以上走っても他の車に出会わないことも珍しくない。香港のように速度取締装置が至る所に設置されているわけではないため、ドライバーは道路を独り占めしているような感覚に陥りやすい」と指摘。また、北海道は天気の急変や野生動物が突然道路に飛び出してくることもあるなど、決して運転が容易な場所ではないとも説明した。
日本でレンタカー業に携わる香港人は「香港人は普段あまり車を運転せず、車の性能への理解も不足しており、日本の交通ルールにも慣れていない」と指摘。
同人物は、日本で香港人による事故が相次いでいることは「現地の人々にも一定の迷惑をかけている」と強調し、香港にいる時に運転に慣れておいたり、日本の運転ルールについてYouTubeの動画などで予習しておいたりすることが重要と呼び掛けた。(翻訳・編集/北田)











