4日間にわたり開催された2026年世界人工知能大会(WAIC)が7月20日、上海市で閉幕しました。今回の展示面積は10万平方メートルを突破し、1100社以上が4000点以上の展示品を出展、来場者数は延べ40万人を超えました。
今大会では、108種類のチップ、261種類の大規模モデル、208種類のエンボディドAI端末、300台以上の実機が展示され、AIの実社会への実装に高い関心が寄せられました。会場の展示から、現在のエンボディドAIの発展には、生産性向上に寄与する路線と、家庭での付き添いや日常生活を支援する路線の2つがあることが示されています。
また、今回は世界の産業需給のビジネスマッチングも並行して行われました。世界から177の主要調達団を組織し、会場で212件の調達ニーズが発表され、意向調達額は約203億6000万元(約4888億6800万円)に達しました。会期中にはテーマの異なる約160のハイレベルフォーラムが開催され、中でも「AI+あらゆる産業」をテーマとするものが最多の44回に上りました。
さらに、開幕前日の7月16日には、世界人工知能協力機構(WAICO)が上海で設立されました。これは「グローバルサウス」の呼びかけに応え、国際社会と連携してAIの発展とガバナンスを積極的に推進する中国の重要な取り組みです。会期中、中国側は新たな『人工知能協力発展行動計画』などの重要文書を発表しました。今後5年間で、途上国向けに5000人分のAI専門研修の機会を提供するとともに、ASEANやBRICSなどの国・地域に国際AI応用協力センターを建設するなどの計画が盛り込まれています。
セルビア政府で国際経済協力を担当する無任所大臣のネナド・ポポヴィッチ氏は、2026年世界人工知能大会について、AIの今後の発展を探るプラットフォームであるだけでなく、グローバルなAIガバナンスの枠組みと将来の国際協力体制を構築する上で重要な新たな出発点になったと評価しました。
中国は実際の行動を通じて各国と協力し、幅広い共通認識に基づくグローバルAIガバナンス体制の構築を推進し、AIを全人類に恩恵をもたらす国際公共財とすることを目指しています。











