中国・浙江省寧波市のホテルでカップルが宿泊する部屋に見知らぬ人物が突然、進入してくる出来事があった。中国メディアの大河報が19日に報じた。

報道によると、張(ジャン)さんと恋人は今月10日にとあるゲーミングホテル(eスポーツ特化型ホテル)の一室に宿泊したが、夜に突然部屋のドアが開き別の宿泊客とみられる人物が入ってきた。張さんと恋人は当時、服を身に着けていない状況で、慌てて声を上げるとその人物はすぐに退出した。しかし、その後、再び戻ってきてドアを閉めて立ち去ったという。

張さんらは恐怖を感じてホテル側にチェックアウトを要求し、警察にも通報した。ホテル側は宿泊料金は返金したものの、「監視カメラ映像を見せてほしい」という張さんの要求に対しては「責任者が別の場所にいる」として拒否。また、「自分たちは受付業務だけを行っている。システムに不具合があり、部屋にすでに宿泊客がいることを分からず誤って案内してしまった」と説明した。

同ホテルの経営者の王(ワン)氏はメディアの取材に対し、「どういう原因で起きたかについては特に気にしていない。客から申し出があったから補償するだけ」と語った。また、「宿泊料金はすでに返金した。追加で1泊分の料金を補償しようと思ったが、彼(張さん)は受け入れなかった」とし、「こういうことは割とよくある。私がこの業界で長年やってきた中でも、時々起きている」と話したという。

張さんは当初、ホテル側に賠償などは求めていなかったが、王氏の態度に不満を抱き、ホテル名義での書面による謝罪を要求した。これに対し王氏は「私個人の名義でしか謝罪はしない。こちらも時間を無駄にするつもりはない。法的手続きを取るなら、そうすればいい」と言い放った。

中国のネットユーザーからは「もしこれが本当なら営業停止にすべき」「しょっちゅうこういうことが起きているなら、警察は詳しく調べるべきだ」「こういうホテルには客室に監視カメラが設置されていても不思議ではない」「(王氏は)なんて横柄な態度だ」「傲慢さがにじみ出ている」「とんでもないな。よく営業できるもんだ」「きっと(権力者の)後ろ盾があるのだろう」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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