中国を訪れる外国人観光客が激増している。中国に向かう航空便を見ると、フィンランド発中国行き航空券の販売数が前年同期比12.4倍増、ギリシャからの観光客は約2倍増となっている。

なぜ避暑を目的に訪中する外国人観光客が激増しているのだろうか?

中国国家移民管理局のデータによると、今年上半期、訪中外国人の数は前年同期比20.4%増の延べ2291万4000人に達した。夏休みシーズンに入り、広東省の深センから入国する外国人観光客も急増し続けている。中でも欧州からの旅客が著しく増加している。

ロンドンと深センを直行で結ぶ国際線ZH888便で訪中した旅客約300人のうち、7割が外国人観光客だった。

夏休みシーズンに入り、深セン宝安国際空港が運航する欧州諸国と結ぶ国際線9路線の人気が高まり続けている。6月以来、同空港を通して中国に入国する欧州からの旅客の数が前年同期比31.6%増となっている。

深セン出入国検査総所空港検査所・執勤三隊の麦小雨(マイ・シャオユー)副隊長によると、6月以来、入国する外国人の数が前年同期比20.6%増となっている。その目的を見ると、観光・レジャーがメインで、前年同期比で約25.7%上昇の45.2%となっている。

7月15日の時点で、同空港から出入国した外国人の数は同時期で過去最多を更新する延べ103万4000人に達した。昨年と比べると、71日早く100万人の大台を突破した。

オンライン旅行プラットフォームの中国の民間航空の航空券販売数を見ると、6月以来、欧州から訪中する外国人観光客の数が上昇の一途をたどっている。国別で見ると、フィンランドからの航空券購入が前年同期比12.4倍増、ギリシャが約2倍増となっている。

深センのあるテーマパークは6月下旬から「夏の水かけ祭り」を開催しており、毎週末の夕方になると、たくさんの外国人観光客を含む数千人が楽しんでいる。夏休みシーズンに入ってから、同テーマパークを訪れた外国人観光客は前年同月比50%以上増となっている。

業界関係者によると、深センのほか、上海や北京、成都、麗江、重慶、蘭州といった都市のインバウンド観光の予約が軒並み大幅に増加している。インバウンド客は中国各地に向かっており、新疆ウイグル自治区グルジャやニンティに向かう外国人観光客は前年同期比で6.3倍増、山西省大同、浙江省義烏、黒竜江省ジャムス、甘粛省敦煌に向かう外国人観光客もいずれも倍増している。

深センの電気街・華強北では今、暑さ対策関連の商品が最も人気の商品となっている。夏入りして以来、こうした商品を購入するために、多くの外国人観光客が押し寄せており、売り手も各国の消費者のニーズに合わせて特別に開発したミスト扇風機や冷感タオルといった商品を販売している。

華強北の歩行者天国では、ハンディファンを使ったり、冷たいドリンクを飲んだりしている外国人観光客をあちらこちらで見かけることができる。電気街が今や海外のソーシャルメディアで話題の人気観光スポットになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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